パワーリーグ4

パワーリーグ4

PCエンジン購入初期の頃、パワーリーグ、パワーリーグⅡにはかなりハマらせていただいたもの。同じものを買うのではなく、どうせなら進化しているであろう4を購入してみた。

さぁ、このゲームに説明書などいらぬ、早速プレイしてみよう。チームは投手王国、西武ライオンズだ。相手は・・・そうだな弱小ホークスでいくか。今でこそ常勝軍団だがこの頃は弱かったのだ。

あ、当たらん!

なんてこったい!まるでバットに当たらんではないか!敵の投ずる緩急に惑わされ、なすすべも・・・あ!?当たった。ホームランだ。先制点が入りやがった。それはいいのだが以前のような画面がグッと持ち上がるあの演出は無しなのかい。

さて、敵チームの選手にも目を向けてみようか。佐々木誠・・・懐かしいな。いいバッターだったのだがその後、西武へ移籍してしまったんだっけ。

綺麗に三遊間を破られ、ヒット、佐々木にはこの後もヒットを打たれた。いい打者だ。

ぐうぜんにも当たったから良かったがあいも変わらず三振の山を積み上げる俺。偶然のホームランによる得点・・・追加点は期待できないと悟った俺は継投策に打って出た。

今作は投手のスタミナ切れが早いように感じた。4,50球で球威が目に見えて落ち始める。相手バッターはカドタ。間違っても失投は許されない。ここでも懐かしい面々が名を連ねる。カトリ・・・巨人の抑えだった投手だな。その後西武へ移籍してたんだったな。使いたいが球が遅いな。まだ中盤だ。イシイでいくか。継投策は功を奏し、無失点で切り抜けた。プロ野球の醍醐味をかみ締めている実感。

さて、問題の打撃だが・・・・タイミングがまったくわから・・・あ?当たったぞ!・・・・ホームランかい

2-0だ。こりゃ必勝リレーで乗り切るでぇ。初プレイ初勝利といこうじゃないか。

アキヤマにデストラーデ、3番と5番が打ったんだから4番にも期待しょうじゃないか・・・って4番はこのお方だったか・・・。なんだか特に当たらんぞ。まるでボールが3つか4つに見えるわ。なんらかの影響なのか、なぜだかはわからん。

この日はいいところなしのキヨマーにかわり、デストラーデがやってくれた。

キタッ!とばかりに振りぬいた打球を追って画面がぐぐっと視点移動した!

・・・ってどこまであがっとんねん!フライになるんやないやろなぁ。それはないか。

ともかくあるじゃねぇか今作もこの爽快なホームラン演出が!これが出ればホームラン確定なのだ。ゆっくりとスタンドインするボールを見つめ、悦に入る俺。やっぱデストラーデだな。カリブの怪人とか言われてたこの男・・・やはり、すごいわ。この豪快なホームランこそが野球の醍醐味だな。

ゲームセット!初プレー初勝利した俺。しかし・・・19三振もしてしまった。アウトの3分の2を占めた。打線を繋げるのはかなり困難な印象を受けた。初プレイだし、仕方ないか。しかしフォークボールはどうもならんな。試合結果とともに今日のホームランをまた再生してくれるのはいいね。

バッティングのタイミング以外のプレイした印象はⅠ、Ⅱとあまり変わっていないかな・・。4人同時プレイが導入されたのは良い点ではあるが。

そんな事はお一人様にとってはどうでもいいことでこれだとデータを変えただけの印象しかないような。選手の見た目の特徴はもっと本物を反映して欲しかったな・・・。これだとまだファミコンの燃えプロのほうが見た目の特徴をだしている印象受ける。クロマティとかアニマルとか外国人選手だけだけど・・・。

1991年7月19日ハドソン HuCard
アマゾンレビュー1件☆5
「新作のたびにパワーアップする本シリーズPCエンジン・野球ゲームの代表作だ!今回新たに加わった機能は、「オートランナー機能」そして「選べる球場の6つへの倍増」。なんと各球場では、デーゲームだけでなくナイターも楽しめちゃうんだ。また、試合中に観戦に専念したい時はウオッチモードへの切り替えをする事も可能だ。ナイターでのホームランは格別だぞ。」


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