山村美佐サスペンス京都金盞花京絵皿殺人事件

タイトルが漢字だらけで小難しそうな印象のあるお馴染み、山村美佐サスペンスだ。

今回はぐるなび・・・じゃなくてグルメイトという雑誌編集者となって事件解決へ導いていくことになる。

システム

基本はテキストアドベンチャー。コマンド選択も絞り込まれ、わずらわしさは無いのでこのあたりはスイスイと物語は進んでいく。

あるポイントに差し掛かると「アクティブディスクカバリーシステム」を採用。画面内を歩いて手がかりを探すのだ。

アクティブディスカバリーシステム

これもなにやら小難しい名前を付けているが画面内をポインタで指定してあげると「ゆうこ」がその地点まで動いてくれるというもの

ポインタをあちこち動かしているとたまに右下のウィンドウにグラフィックが表示される。そのときにその右下のグラフィックにポインタを合わせてⅠボタンを押せば調べたり、人だったら話したりなどのアクションを起こすことができる。

フラグが立つと出現するウィンドウが新たに増えることもあるので何度か繰り返しポインタをあちこち動かして調べる必要もでてくる。

お散歩気分でのんびり歩くもよし、イラついたらⅡボタンで急がせたりすることも可能。

グラフィック

CDロムの本領発揮だ。莫大な容量をバックにぜいたくな色使いで様々なロケーションを魅力的に表現。風情がある。

音楽・効果音

やはり生音、ボイスが使える点は強みだ。スーファミなどよりも臨場感が 段違い。

総評 7点

このアクティブディスカバリーシステムはファミコンアドベンチャー「赤川次郎の幽霊列車」が採用したかったシステムといえるかもしれない。キングレコードの力量不足によりグダグダなシステムとなっていたのだがナグザットはしっかりと完成させてきた。


↑ここからでは絶対通ることは
できない。グルっと回り込んだ
ところから通過する。

CDロムならではの美麗グラフィックの京都の情景をバッチリ楽しめるのだがストーリー的に気になる点も。単なる板前さんが事件に鋭い切り口で深いところまで首を突っ込んでくること。基本的にはテンポよくストーリーは進むのだが残念なことに探索のある地点で必ず詰まるということ。あれはイカンな。それと台詞が音声なためか時々読み込みに時間がかかることがある点。

山村美紗 金盞花 京絵皿殺人事件 【PCエンジン】 1988年2月5日ナグザット スーパーCDロム
アマゾンレビュー1件☆4
「京都ならではの、旅情溢れる風景や、見ているだけでお腹が減ってきそうな、京都料理に数々が魅力的。」

g-player.com