天外魔境ZERO

天外魔境ZERO

バッテリーバックアップ付きのファミコンRPGは30年近くなろうという今でも生きていたりする。「スーパーファミコンなら完璧に安全やな」などと楽観視。久々のスーパーファミコンRPGのプレイでしばし熱中。「なかなかじゃないか天外魔境ZERO。」かくして3時間プレイした血と涙の結晶はみごと露の如く消えたのであった。

このソフトはバッテリーバックアップの電池を消費してリアル時間を保持する機能を持たせていたのだ。それによってゲーム内のイベント等に影響を与える仕組み。生活とゲームをリンクさせ、新たな面白さを提供しようとしていたのだが・・。まんまとやられた。俺の3時間が・・・。

それからすぐに再開する気力はわいてこず、傷心の傷を癒すのにさらに2年ほどの歳月を要した。そして万端の準備を整え、再開。クリアまで電源は入れっぱなしだ!

ちなみに2015年以降が設定できない。残念・・・でもないな。うん。入力はもういいからさっさと始めてくれ。

天外魔境の第一作目はPCエンジンCDロム。アニメや音声などの豪華な演出と平凡なフィールドのギャップに少々戸惑いつつも楽しめた大作だった。

ロムカセットによる容量低下、格上のハードウェアSFということでパワーアップしたのかダウンしたのかいささかよくわからないな。どっちなのかはプレイしてみればわかる。フィールド画面は・・・ZEROのほうがいいね。。

戦闘はドラクエなどのようなコマンド選択式だがテンポはそこそこ良い。バランスはかなり易しめに作られている。サクサクと戦闘が進むのでお金も比較的貯まりやすい。

丁寧なつくりがそこかしこに溢れ、早くも良質の香りが。

天外魔境zeroフィール画面

戦闘もサクサクだが移動もサクサク。町の中だろうがフィールドマップだろうがBボタンでダッシュ移動する。

ただエンカウントが高めなので町中以外はあまり意味はないかもしれないが・・・。

PCエンジンの天外魔境をプレーした後だと演出面のスケールダウン感はやっぱあるかも。スーファミ独特のチマチマした2D演出に抵抗なければそこそこ遊べる。

全体的に丁寧で遊びやすい。んが、なかなかヒキが弱いな。なんか淡々とプレイする感じ。あと、バックアップの電池は100%切れているのでプレイする場合は一気にやってしまわないといけないのがネック。

バックアップが切れていても記録はコマメにしよう。そうしないと全滅したときに最後に記録したところからのリスタートになるから注意。

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