ドラゴンクエストⅥ

ドラゴンクエストシリーズ第六作目。今作のテーマは「発見」。エンディングは一つなんですがそれまでの道筋はある程度、ある段階からは自由になっています。

おかげで初プレイのときは行っていない場所がいくつもありましたが・・・。

システム

今作のテーマがテーマなので謎を解くためにあちこちまわる事になるかもしれない。 そのたびに人々の話をメモっていくのは面倒。そうならないように「おぼえる」と「おもいだす」システムを導入。 これは!と思った会話の内容を記憶してくれる便利なシステム。

戦闘はAI。しかしさらに精度を増し、効率の良い戦闘を可能にしている。もちろん「めいれいさせろ」もある。Ⅳのときは若干イライラさせられたので助かる。

転職によりレベルが1になることはなくなった。この為、転職による大幅な戦力ダウンは無くなった。 「特技」としてMPを消費しなくても使える技が増えた。

グラフィック


Ⅴより格段に進化。フィールド上の街のシンボルや部屋のオブジェクトなどの小物類まで書き込みが格段に向上した。 Ⅵをプレイした後、Ⅴに戻ってみたら「開発中か?」と思えるほど貧弱に感じられる。

ちょっとしたことなんだけど朝、目覚めて家を出るときに差す陽光の爽やかな演出もいい。

シナリオ

世界各地を世直し行脚は今回も健在。感謝されつつ世界を巡り、ヒーロー気分を満喫させてくれます。 台詞が膨大に増えたので頻繁に街を訪れる楽しみが増えた。

これまでのドラクエのシナリオは王道的で悪く言えば驚きはさほど感じられなかった。しかし今回は割りと新鮮な驚きがあった。スタートがなんと魔王との決戦直前からなのだ。再会したハッサンが自分の事を知らなかったり・・・またその理由もなるほどと思わせるものになっている。

音楽・効果音

しかし何年聞いてもタイトル画面の音楽はいいですね本当に名曲です。その他街の音楽もあいかわらずいいです。

良い点

ストーリー

ストーリーが面白い。ぐいぐいと引き込まれる。PS2のドラクエⅧと平行してやってたんですがそっちは放置してしまいました。こちらのほうが個人的には全然楽しめた。 夢と現実を行き来するなんていうアイディアがいい。よくネタが出てくるもんですね...。

プレイしやすく改良されたシステム

街での移動スピードが速いのは良かった。ストレス無く街を一周できる。アチコチ行かされても大丈夫。もちろん 「おぼえる」システムをうまく活用し、無駄の無い冒険も可能。

テーマを「発見」にしたはいいけど自分みたいなアホもいることを見越してあらかじめ配慮しているところがすごい。普通のメーカーにはできない。

音楽

クリア後ずいぶんたってもあの暖かみのある街の音楽が聴きたくなります。 音楽を聴くという理由だけでまたプレイしたくなるような質の高さ。

総評 ★★★★★

いうことないですね。

ちなみに私のPTは全員「まわし蹴り」ができます・・・。

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