名作アクションゲーム、「がんばれゴエモン」のRPGバージョン。ワゴンにうずもれたそれを取り出し、颯爽とレジへ。「105円です。」
ここのところワゴンの実力をイヤというほど思い知らされているんだが今回は果たして・・・。
ファミ通のレビューがイマイチだがプレイしてみると非常にやさしく、プレイしやすい。この間買ったラストなんちゃらマゲドンなんかよりもとっつきやすい事この上ない。グラフィックも綺麗で音楽もそこそこだ。操作感も違和感は無い。
長旅から帰ったゴエモンは先祖代々受け継がれてきた大事な「黄金キセル」が無くなっていることに気づく!きけばゴエモンの家に誰かが忍び込んでいたとの事!盗まれた黄金キセルを探す旅に出かけるハメに。
と、このように全体的に軽いノリ。世界を救うほどのロマンと大義名分でようやく重い腰が上がる輩もゴエモンの緊急事態となれば動けようというもの。さあ行こう!
全体的に軽いノリなのはいいとして←時代考証がめちゃくちゃになるこの手のお手軽ギャグは今ひとつ好きじゃないんだよなぁ~。
こういったコミカルな感じが好きな人にはいいだろう。
最初のダンジョンにしては確かにだだっぴろいな・・・。ファミ通のレビューの通りだ。これって廊下が無駄に広いのが原因なような・・・。コンパクトにすればまだ違っただろう。いや、部屋数も多いぞこりゃ。
そういやダッシュ移動も無いな・・・移動に時間がかかりそうだ。ダンジョンが広いワリに敵に歯ごたえがないのも手伝ってアクビが出始める・・・。「たたかう」コマンドもどこかめんどうに。そんなときは「じどう」を選ぼう。テレビを観ている片手間でプレイ可能だ。
なんだか「じどう」コマンドを選ぶのさえどこかめんどうに。やがて・・・。
い、いや!黄金キセルを取り戻さねば!
戦闘のテンポがもうちょっとだけスピーディーならかなりハマれたんだろうけどな・・ちと惜しいな。後、移動スピードもだ。この間まで、同社のPSソフト「幻想水滸伝」をプレイしてたので余計にそう感じる。あれは画像はショボかったがテンポはよかった。
ただ、レベルの上がるテンポは速い。レベルアップによる成長も実感できる点がハマりポイントではある。
総合するとファミコンRPGの中では質は上位に位置する。やはり安心のコナミだ。