里見八犬伝とは江戸時代後期に滝沢馬琴によって書かれた伝奇小説。舞台は室町時代後期。 1400年~1500年頃のお話で史実ではなく、あくまでフィクション。 戦国時代に里見家もあるがあれとは関係ないようだ。
歴ゲー好きの自分は少々残念な気持ちに・・・。いや!有名な物語だ。面白くないわけが無い。
発売は1989年1月20日。今から27年前だ。もはや想像する事すら難しい年月だ。メーカーはSNK。実績のあるメーカーじゃないか。これは久々に期待できるな。当時のマルカツによると評価は平均7だ。いいぞ!
説明書がないことだけが気がかりだが多分大丈夫だろう。なんせ良作だ。
パッケージの絵が地味だな・・・まぁ27年前だ。致し方なかろう。アマゾンレビューは・・・おや?3.2と低いな。お一人様がおもいきり違うタイトルと勘違いして鼻息も荒く☆1を付けておられるな。それを外せば平均評価☆4だ。たとえ間違いであろうと本人が削除しなければ点数は反映されたままだ。アマゾンの盲点だな。
ともかくくそゲーではなさそうだ・・・。
ともかくこのゲーム、当時の雑誌など至る所で「普通」と語られる。普通とはなんぞや?逆に気になってしまう・・・。
さぁ、普通のRPGということで安心してプレイできるのはいいことだ。最近買った某レトロRPGは妙なシステム、妙な操作性、妙なグラフィックだったりしてファミコンRPGの負の歴史を十分すぎるほどみせてくれた。ここいらで普通のRPGで毒を中和としかないとな。
例の如く説明書はないがオープニングで旅の目的をジジイが語ってくれるので心配ご無用。玉を持っている奴を探せということだが偶然にも俺は二つの玉を持っている・・・・。もちろんコレではないな。
評判通り、普通のコマンド選択型のRPGだ。エンカウントもそう頻発するほどでもない。被ダメに多少のバラつきはあるが緊張感が保てる意味でいいかもしれない。確かに普通だ!
レベルアップの頻度も普通な印象。レベルが上がると様々なステータスがあがるのだが・・・HPやMPはスロットの目押しによって上昇値が決定される。・・・これは普通ではないようなどっかでみたような微妙なシステムだ。スロットの目押しって苦手なんだよな。
そのほか、修行値として与えられたポイントを攻撃、防御、すばやさに振り分けることができる。常に前のめりの自分はもちろん「こうげき」を中心に振り分けていくつもりだ。さて、レベルも上がったしバッテリーバックアップの確認をしておかねばな。うむ、やっぱりまだ大丈夫だ。2016年1月だがな。「一体何年持つんだ!」
当時の評価では普通だとのことだがドラクエⅢからおよそ1年ほど後発のRPG。それなりの進化を期待していまうもの。しかし比べてみるとかなりチープに感じる。まずテキストの質と量に圧倒的な差を感じる。ドラクエの村人は自分の生活を語ってくれたりするものだがこの世界の人はなぜか常にこちら側の立場で語ってくれるのだ。なんて都合のいい人達ばかりなんだろう。俺中心に周っているのはいいのだが・・・なんだか生命を感じない。ここにいる住民達はただセリフというか冒険のヒントのために配置されただけのような感じだ。淡々とした感じ。おまいらの生活はないのか!夢や希望は?この世界の住民たちと絡む感覚もなく、淡々とした展開に先が気にならなくなっていく・・・。中ボスらしい奴を倒したが体力があるだけでこれまた淡々としている・・・。
システムはクセが無くてプレイしやすいだけに残念な部分だ。ファミコンRPGをプレイするほどつくづくドラクエの素晴らしさを再認識させられる・・・。