スーパーファミコン最大級の容量を誇るRPG!

「スターオーシャン」は1996年7月19日にエニックスより発売されたスーパーファミコン用RPG。このゲーム、ちょっとプレイするだけでそのすごさの片鱗を伺い知ることができる。それもそのはず、容量は40メガバイト以上あるのだ!では早速プレイしてみよう。

オープニングは英語のボイスで展開。時代は・・・宇宙暦346年。おそらく相当な未来のお話。プロローグは艦長日誌というところが気になる・・・。もう生きていないのかもしれない。

航行中、どこかの惑星が爆発し、さらにそこからエネルギー波によって戦艦が包まれる・・・。無事なのか、そもそも彼らが誰なのかすらわからない。ちょっとこのオープニングの意味は現時点ではわからないな。

舞台は地球では無く、ロークという惑星。主人公は ラティ、親友のドーン、そして女の子のミリー。どうやら三角関係らしい。 これからなんらか発展があるのか。 そこへ突如、盗賊の襲来。主人公達は村を守る自警団。三人しかいない自警団・・・・。辺境なのか若者がいないようだ。

あまり操作を把握していないせいかプレイヤーが操作する主人公ラティはあっさりやられてしまった。

主人公や敵の位置など、展開は時間とともにめまぐるしく変わる。状況を瞬時に把握し、適切なコマンドを入力しなければならない。今回はCOM操作のドーンが倒してくれた。

そんなある日、一羽の伝書鳩が。北のクール村で奇病が発生し、救援を送ってくれとのこと。そこへミリーの父親が威厳たっぷりに登場。危険だから私に任せるように。と、貫禄の台詞を残し、去っていくマルトス。

それから二日が経過。いつまでたっても音沙汰が無いので様子をみにクール村へ行ってみた。すると大口を叩いたお父様はベッドに伏せっていた。

あの威厳はどこへやら

さらに全身に石化が始まっているらしく「もうたすからん」などと絶望。

ミリーの目に涙が滴る細やかな演出

仕方なく三人は薬草のある「メトークス山」を目指す。

途中、ドーンの様子がなにやらおかしい。容態が悪化してきたドーンの口から自身も奇病に感染したことを告げられる。衝撃を受けた二人だがどうにかこうにか山頂の薬草まで辿り着いた。

そこで異星人である地球人とでくわす。まさに未知との遭遇。あの名作映画「未知との遭遇」では異星人との意思疎通は様々な色に光るパネルで行っていた。言語体系が同じなわけがないから当たり前。

もちろんこのゲームも・・・あれ?出会った瞬間に会話をし、意思疎通もバッチリだ。

いいかげんな・・・いや、便利な設定だ。

そして彼ら異星人から奇病の原因を聞かされ、3人は未知なる世界へと旅立つ。

宇宙の存在を知らない3人だが宇宙船に乗ったくらいで驚くことは無い。自動ドアやエスカレーターにこそ驚く。宇宙に出て自分の居た星を眺めて感動に浸る・・・・そんなセンチな部分は0だ。

思いのほかロークは文明レベルが低い。まだ電気さえ発明されていないようだ。地球人であるイリアが優越感から余裕タップリに「あなたたちよりちょっと進んでいるだけ」などと。だとすればこの宇宙船に乗るのはあぶないな。降ろしてくれ。

ロニキス達の調査で奇病の原因はある惑星がローク人の特性を軍事利用するためだという事が判明。一行は奇病のワクチンを作るため、宿主を探しに300年前のロークにタイムトラベルする。

タイムトラベルものはワリと好きだがざっと見た限りあまり期待できな・・楽しみだ。

本日のプレイ時間:1時間30分

スターオーシャンプレイ日記2