セガ、下天の夢
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ドリームキャストは現在、バーチャルコンソールでは配信されていません。しかしプレイステーションストアにて復刻プロジェクトが始動しました。
・・・しかしそこにはなぜかあのソフトが無い。
あの社の命運を掛けたビッグタイトル。あの有名タイトルが無いのはおかしくないでしょうか?
果たしてそれで本当の復刻プロジェクトなどと言えるのでしょうか?言えないのではないでしょうか?
シェンムーとは?
まずシェンムーというソフトを語る前にその発売までの経緯を見ていきましょう。

1989年当時、家庭用ゲーム機の覇権をかけて戦っていた任天堂とセガ。
セガも任天堂の影に隠れるものの独自路線でコアファンをガッチリ掴み、生き残っていた。
そこへプレイステーションでソニー陣営が殴りこみをかけて来た。安泰だろうと思われた任天堂がまさかの敗北。
まさに信長亡き後の関が原。跡目争いの新たな構図はセガVSソニーへ。

セガ陣営はセガサターンの「バーチャファイター」で大きく先勝する。
ポリゴンと呼ばれる立体的なキャラクターがまるで生き物のように動く。ゲームセンターでは鮮烈なインパクトを与えたあのバーチャが家庭できる。
鈴木氏のバーチャは小覇王のごとき鬼神の強さで戦場を蹂躙する!
セガがついに天下を取る・・・市場の雰囲気はそんな思いに包まれた。
しかしここでなんと本体の品薄状態が続く。いわば戦場において補給が絶たれたようなもの。これがその後の命運を大きく分けた。
その頃プレイステーション陣営ではファミコンの天下取りを支えた知将、ナムコ家が秘策を練っていた・・・。バーチャを育てしメンバーを呼び寄せ、ポリゴンを使った対戦ゲーム、「鉄拳」を開発。
対戦格闘ゲームにキャラクターのバックボーンなどのストーリー性を持たせ、ファンを拡大!大幅な巻き返しに成功。

ナムコの繰り出す戦術はことごとく当たり、情勢は一変!
周辺勢力も続々と馳せ参じるキッカケとなった。
馳せ参じた中には出せば必ずメガヒットのドラクエを持つ最強武将、エニックスとFFシリーズのスクウェアがいた。
これで勝負あり!
セガ陣営は総崩れとなり、敗走。
ここにプレイステーションの天下統一が成る。
長らく覇権を争ったライバル、宿敵、任天堂。それがよもやゲーム業界ではポッと出のソニーに敗れる・・・。ショックの色を隠せないセガ家。
「必ず倒す」これまで独自路線だったセガが天下を取るべく動き出した。
セガはまだまだアーケードでの資産があり、十分な余力を要していた。
セガはそれまでのマニアック、コア向けのイメージを払拭。本体のイメージカラーに暖かいオレンジを採用。ライト層向けのアピール。メディア戦略にはおニャンコクラブやAKB48の創設者秋元康氏が関わっていた。そのあたりはさすがの手腕。
しかしその手腕も中身があってのもの。セガにはそういった中心となれるようなソフトがありませんでした。
このままではまた・・・。セガ陣営はこれまで任天堂に負け続けてきた。また新参者のソニーの後塵を?いや、それだけはできん!意地だ。 そこで一時期バーチャファイターで天下を目の前にしながら本営の本体供給ストップで足を引っ張られた感のあった猛将、鈴木裕を引っ張り出す。 彼ならやれる。今回は全面バックアップだ!もうお前しかいない!金ならいくらでも使え! その鈴木氏が手掛けた・・・数百億をかけたまさに大作ソフト。それが「シェンムー」!! 結果は・・・・言うまでもありませんね。オーマイガ!! しかしこのソフトは駄作ではありません。このソフトに感動したロックスター社が今やメガトン級のヒット作を作る「グランドセフトオート」シリーズの元となった話もあるくらいです。 そんなソフトが・・・・無い! なんで? あのタイトルはもはやセガとはなんの関係も無い。権利すらないのでしょうか? しかしかつて覇権を戦った相手国の属国となる屈辱というか痛みを感じながらダウンロードリスト画面をみるのもなかなかおつなもんです。
メガドライブ
発売日:1988年10月29日
- アクション
- RPG
- シュミレーション
- アドベンチャー
- シューティング
- テーブル
セガサターン
発売日:1994年11月22日
- アクション
- RPG
- シュミレーション
- アドベンチャー
- シューティング
- テーブル
N64
発売日:1996年6月23日
- アクション
- RPG
- シュミレーション
- アドベンチャー
- シューティング
- テーブル
ニンテンドーゲームキューブ
発売日:2001年9月14日
- アクション
- RPG
- シュミレーション
- アドベンチャー
- シューティング
- テーブル