も~~これはかなりやりました。本当に懐かしい。大容量2メガが実現したグラフィックと音楽で表現された和のテイストが良かった。
擬似3Dのフィールドを自由に探索するアクションゲーム。
3枚の通行手形を入手し、関所に向かえばステージクリア。手形はお店にもあるがそれに頼ると値段が上がっていく、できるだけステージ上で見つけ出そう。
手形はこのような付近でジャンプすると現れる地下への階段を降りた先で見つけることができる。このゲームはやたらとフィールドをぴょんぴょんジャンプし続けるゲームだと思ってさしつかえないです。
アクションはジャンプと近接攻撃のキセルと遠距離での小判攻撃ができます。小判は招き猫をとることで遠距離攻撃ができますがお金が減るので使用には注意。とはいえ、小判は稼ぎたいだけ稼げる。死ぬと小判は半分にされてしまうので気にせず使ってもいいでしょう。
ライフ制なので難易度はそれほどでもない。ステージ上のアイテムやお店のアイテムを購入すればライフは回復する。
当時としては出色の出来。背景パターンが多いのはやはり2メガの力。今やってみても上空から現れるデカキャラの天狗はなかなかの脅威。決死の覚悟で挑んだあの日々が懐かしい・・・。
ステージ上に竜宮城があってそこから鬼が出てきたり、絵のタッチが昔放送されていたTVアニメ「日本昔話」風でいい感じ。
ひょっとこのお面を取ると3段階でスピードアップ、テンポがアップします。レスポンスも良く、ストレスを感じません。この辺がこのゲームの心地よいポイント。 敵の動きがいかにもファミコン的なのは仕方ありませんけどね。例えば画面端から現れると障害物を縫うように通過しようとしていてなんかヘンです。
初めてのプレイでも慎重に進めばけっこう先のステージまで進める。先を急げばミスする可能性が高くなる。難易度のバランスが良い。
一つの国の大名に会いに行くだけでも相当な距離、ステージがあります。「肥後国だけでもそうとう長いな、やっぱ2メガすげぇわ」直後に「あ、あれ?これって同じステージを江戸まで繰り返すだけじゃん・・・」このときの脱力感は忘れられない・・・。
当時は隠し階段などを探しだすのは楽しみの一部だったのかもしれません。しかし今遊ぶとなるとかなりダルイです・・・。
操作性、和の雰囲気、ステージ構成などファミコンアクショントップレベルのデキ。
この後、スーパーファミコン、プレイステーションとシリーズ化。より、コミカル路線を強くした人気アクションアドベンチャーとしての地位を確立。
個人的には絵のタッチなども含めこれが一番好き。
ぜひ、Switchオンラインで出るといいですけどね。その時は隠し階段がうっすらと見える仕様になるとうれしいなぁ・・・。
★★★★☆