ドラゴンズドグマ ダークアリズン

無印ドグマからテーマソングのB'Zをリストラし、最初の村からいつでも行くことができる地下世界を追加した。無印は途中で止めた自分でしたが今作は何度もクリアするほどおおいにハマりました。

システム

戦闘システムは前作と何も変わってはいません。職業に応じたアビリティを十字キーの任意の場所に割り当て、戦闘中に使用するのです。重量感一杯の攻撃でリアルな手応えを感じられるほど。

前衛はもちろん、魔法使いなどといった後衛の役割でもプレー可能。ポーンと呼ばれるCOMを率いて戦えるのでプレーのバリエーションが豊富で飽きずに息長く遊ぶことができます。連携プレーもあり、仲間ポーンが敵を後ろから羽交い絞めしたりします。「今です!」などとプロレスのタッグマッチで見かけるような夢の姑息プレーを体験できますよ。

そのポーン達も旅の途中にいろいろと喋るわけですが時には重要なヒントとなることをつぶやく事も・・・。「え?今なんつった?」などと我に返ったりすることがあるかも・・。

今作で新たに追加された地下世界でゲットできるのは武器、防具の他、新しいアビリティも。主人公自身の能力がさらに開花し、地上の敵はもはや赤子を捻るかのよう。

オラオラしたい輩なプレーヤーにはうれしい仕様だ。

グラフィック

海外を強く意識したデザインで写実的。もちろん昼夜の概念もあり、夜になるとフィールドの危険度は増す。

追加の地下世界はやはり暗く、恐怖を増幅させてくれる。


「ぎゃーでたーーー」

このような暗闇ならでわの夢に出てきそうなほどの恐怖をプレーヤーに与えてくれるのが地下世界。

シナリオ

今回追加された地下世界だけなのでシナリオと呼べるほどのものではないものの際立った演出によりなかなか感動的なものに。スピュリチュアルな魂と愛の物語。

良い点

今回は飛石が楽に手に入るため、移動が楽チン。無印のときのような移動地獄とはもうおさらば。

イマイチな点

アマゾンレビューの酷評はほとんどがその売り方に対してのもの。正直今回の規模のものなら追加ディスクで済みそうなもの。なのに無印を含めてフルプライスで売るあさましさには開いた口がふさがらない。PS3になってからどうも守銭奴に走るメーカーが多く、ユーザーが家庭用ゲームから離れていったがカプコンも今回はやらかした感じではある。

総評 ★★★★☆

無印未経験ならもちろん文句なく買い。

アマゾンレビュー337件☆3.2

「自分で自分のクビを絞めてる」「尽くファンの気持ちを裏切った迷作」「前作プレイヤーはわざわざ高い金を出して買う必要はありません」

↑高評価と思いきや、アマゾンレビューでは不満が爆発。これを読んですっかり忘れていた自分の中の不満もリメンバー!!無印を買ったのに俺はこれをフルプライスで買わされた!うがーー。

とはいえ、アクションは楽しいし、内容自体はいいですよぉ。ただ、オープンワールドの規模的なものとしては昨今の、例えばアサシンクリード・オデッセイのようなお化けと比べるのは酷・・・。時代も違うし比べる人はいないとは思いますが。PS3、オブリビオンよりもかなり小さい・・・。

ただ、いろんな職種がある分、繰り返し遊べますね。それらオープンワールドよりもアクションが胴一つ抜けて面白い! ひそかに続編を期待しているんですが・・・。


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