2003年12月4日エレクトロニックアーツ
舞台は第二次世界大戦。アメリカ軍目線で真珠湾攻撃からスタートします。
敵が日本兵というのが・・・・ちょっと日本人としては複雑ですね。
一人称視点のシューティング。FPSです。右スティックで照準を合わせ、R1トリガーで射撃をします。
Xボタンはアクションボタンとなり、対象物に対して様々なアクションをする。ドアを開けたり、落ちているものを取ったり。
基本的に指示されたとおりにプレイすればいい。
グラフィックは今でもプレイするに十分。演出も良く、雰囲気がいい。白黒実写のフィルムが臨場感を出している。
ボートからの射撃はアングルが360°方向に変えることが出来、ド迫力。
操作方法はカスタマイズができるのでやりやすい方法をアレコレ試すことが出来る。十字キーよりマシとはいえ、アナログスティックでの照準は最初、なかなか難しいかもしれない。
ただ、当たり判定が大きいのかけっこう当たるのでやる気が続く。
人によっては酔う可能性もある。
音に関する演出にまず驚きました。 ガトリング砲をぶっ放すと振動がずっと伝わってくる...。うーむ、すばらしい。その他、ゼロ戦の音や爆撃などの音自体などももちろんリアルなんですが。演出面です。
甲板で敵の爆撃を受けたシーンでは耳がキーンとなった後、聞こえなくなる演出・・・。臨場感がすごい! まるでその場にいるかのような感覚。
音って大事だな・・・と思ってふと思い出したのが映画「プライベートライアン」。これは映画館で見たんですが最初の上陸シーンの音響効果が凄まじすぎて思わず「帰りたい」などと。
むろんこのゲームはそこまでの音響効果はないにしろなかなか演出効果は出てますね。
一人のアメリカ青年の視点から描かれる。シューティングが主体とはいえ、ストーリー性があるのはいい。
空襲のシーンでは爆撃されると画面が揺れ、衝撃が伝わる。緊迫感が効果的に演出されている。
システム、操作性、グラフィック、効果音、高い水準で不満は無いですね。
第二次大戦あたりの戦争映画「バンドオブブラザーズ」「プライベートライアン」とか好きな人はたまらない一本。操作にさえ慣れれば難易度も高くは無い。これは今でも遊べます。
当たり前だけど日本兵が日本語で喋る。
日本兵「正々堂々と戦えんのか!」...再現性、高いです。大和魂の。