そこで二人はキリンの群れに遭遇する。なかなか雄大なシーン。ってすごいな・・・・。
楽しそうな二人はどこからみても本当の親子。ここでジョエルに親心が芽生えたのか。「旅はここでおしまい!」などと言いはじめる。
今生の別れになる・・・そんな予感がしているのかもしれない。
エリーは立派に成長した。誰かさんと違って大いなる大義を抱いている。さぁ、先へ進もう。
しかしトンネルを通過しようとするとそこにはあの最終形態が複数配置されているではありませんか。
しかし心配ご無用。コイツには火炎放射機が良く効く。最終形態もコロリ。
とはいえ、派手にやると大量に向かってくる。ここは音を立てないようあらかじめ雑魚を消しておこう。ここでようやく弓のありがたみを知る。「ぷすぅ、ぷすぅ」となかなかスカした音を奏でる。
最後に残った最終形態を火炎放射機で駆除するも良し、自分のように壁伝いにコッソリ通過するも良し。火炎放射機はこの後使わないのでここで使い切っちゃっても良いね。
ま、倒したからといってなにかもらえるわけでもないのでここはコッソリ通過。順調に進む。んがしかし!
ジョエルの体重の重みで足場にしていたバスが流される。ここんとこジョエルのほうがお荷物のような・・・。やや衰えが見え始めたか。
お陰でエリーが被害を受ける。なんと息をしていない!必死に蘇生措置をするジョエル。20年前のあの時の光景が頭をよぎる。
手を上げろという男の声に耳も貸さない。怒った男はジョエルに一撃を見舞う!
気が付くとそこは医務室だった。
なんとそこにはマーリーンがいた。マーリーンは軍の攻撃で負傷していたため、ジョエルにエリーを送る依頼をした人物。
しかし、落ち合う場所にいたファイアフライはすでに壊滅しており、さらに軍による待ち伏せを受けた。おそらくマーリーンも移動していたのだろう。おそらく「大学の女」とはこのマーリーンのことだろう。だとすればコイツもなかなかの戦闘力。
ジョエルは依頼以上の働きをした。なのになんだ?このマーリーンの反応は?感謝も無い・・・。
もっともジョエルは途中、重症を負い、回復するのに一季節要した。期間が設けられていたとすれば大幅に遅れたといっていいかもしれない。
とにかくジョエルはエリーに合わせてくれるよう頼むが却下される。理由は手術のため。ふぅん・・・手術。なんの?感染した部位を切り出す手術。その部位は脳。脳!?OH NO!もちろんそんなことをすれば命は無い。
マーリーンは赤ん坊の頃からエリーの面倒を見てきた。いわば親も同然。それが一体なぜ?これも苦渋の決断。人類を救うという大いなる大義・・・。
大義?はて?なんだそれは。ジョエルにとってはそんなものはどうでもよい。2度も大事な人を・・・・あんな目にはもう会いたくない!ジョエルはエリー救出に走る。
さっき一撃を見舞ってくれたあの兵士をまずは血祭りに上げ、息の根を止める。さっきちょっとコズいただけなのに・・・。いくら倍返しが流行っているとはいえ、これはやりすぎではないだろうか?
どうやらマーリーンは今回ジョエルに依頼したことで組織内で立場的にかなり追い詰められていたようだ。
極秘プロジェクトの鍵となるエリーを外部の人間に託した・・・・。それは秘密を外部に漏らしたことになるのだ。
組織内ではジョエルは外部の人間。プロジェクトを知ったジョエルの事は消せという意見だったようだ。しかしそれをマーリーンは止めていた・・・。う~~~ん。これは・・・。
ファイアフライ・・・軍へ抵抗する組織ということだったが内部はかなり印象が違う。秘密主義。すでにどっかの国家のような印象だ。
手術室まではすでに連絡を受けたファイタフライが防衛体制を敷いていた。
以前、テスとの会話の中で大量の武器がある。と豪語していただけのことはある。多数の兵と強力な武器が配備されている。
スキはあるのでていねいに狙えばさして難しくは無い。
エリーは今まさに手術されようかという状況!なんだかどこかYOUTUBEの「宇宙人解剖ファイル」っぽいぞ。
すんでのところでエリーを救出。しかし大量の追っ手が!ファイアフライ・・・一杯いるじゃねぇか!
エリーを抱えているため、ここでは攻撃ができない。逃げまくろう。このシーンの音楽が悲しいラストを予感させ、不安を増幅させてくれる・・・。演出が見事すぎる!
最後はマーリーンが待ち構えていた。そして・・・・。
----------総評--------
映画をプレイしているかのような映像美と演出。敵との戦いもハラハラドキドキの緊張感。かといってアクションが難しいというわけでもない。操作性も良く、ストレスを感じないような見事なバランス。ストーリーも深い。まちがいなくジョエルとエリーに感情移入するはず。クリアしてしばらく旅の終わりに寂しさを覚えた・・・。う~~~ん、すばらしかった。