オンラインゲームにはこの初心者狩りなるものが横行することがある。しかしGTAの世界では比較的少ないようだ。なぜならベテランがセカンドキャラを作成し、初心者に成りすますことがよくあるからだ。もし低ランクからキルされようものならセッション内のプレーヤーから「ザコなのでは?」などと。
プレイ中の動きやらをじっくりみてから「こりゃマジもんの低ランクや♪」などとご理解された暁に晴れて狙われるのだ。
低ランク者を新しい仲間と思わず、単なる餌としか思わないプレーヤーは残念ながら存在する。
餌とはなにか?
「キルデス比」はその名の通りキルする数とキルされた数を比較した値。
1.00以上なら勝ち越し、以下なら負け越し。
これが高ければ他プレーヤーに勝ち、低ければ餌となっている頻度を表す。
高ければ一目置かれ、低ければ「ザコw」などという評価を暗黙のうちに下されているのです。
ただ、高すぎる場合、5.00以上とかだと「あっ!?基地外様?」「あっ!ヤベーのがいるわ。かかわらんとこ・・・」というような、不自然、妙な数字だとリスペクトではなく、何らかの烙印が押されている可能性のほうが高いでしょう。
そういった特殊なお方を除いた真っ当な勝負による戦いの結果・・・やり取りされる数字の変化、それが心理的に作用するのです。キルされれば「あっ!スコア下がったし!」キルすれば「っしゃああああああ!」などとドーパミンぶしゃーーというまさに製作者の手のひら状態へと昇華。マネーにも手を伸ばすわ。日頃のうっ憤をはらすわでこのゲームの基盤となるのがこのキルデス比といえるでしょう。
これを上げるために必死な輩様、そりゃ、餌をみつければ「っしゃーーーー脳汁の元キターーーーーー」と、ばかりに秒で殺到するのは必然。
7年も前のゲームにも関わらず、未だに新規参入者のいるGTAオンラインはベテランからすると餌が尽きない天国となっているのかもしれない。
GTAは全世界で最も売れたゲーム。そんなことを聞けば誰しも興味くらいは持つもの。しかも発売からかなり経ち、値段も安くなってきた。
せっかく参加したのに初めて降り立ったフリーセッションでの大荒れのボイスチャットに委縮してしまったプレーヤーもいるかもしれない。
「クズばかりやん!ヤバすぎだろコレ・・・」
「害基地のお仲間になどなりとうない!」
などと。
ここではそんなクズ様にキルされるのはイヤだという人に向けた情報を提供していきたい。
プレーヤーがもっと増えてくれればゲーム内容ももっと充実するはずだ。
制作者サイドの意図としてはプレーヤー同士争わせ、競わせ、他者より優位に立つべくリアルマネーを使わせる意図があるようだ。
世界で最も売れているゲームだが日本でさほどでもないのは多くの日本人の気質がこのゲームと根本的に合わないのだ。
日本で最も売れているゲーム、それは牧歌的な「どうぶつの森」だ。
もちろんGTAに合う人もいて、心底楽しんでいることだろう。
日本人にはあわない?やってみないことにはわからない。自身はGTA4でオンラインに友達と初参加。「基地外しかおらん・・・」
そしてGTA5へ単独で参加(友人はフツメンの為拒絶!)
結果・・・このGTA5、いやGTAオンラインを楽しまないのは明らかな機会損失である事を認識。
・・・出会い方を間違わなければ。
GTAは何も他者と憎しみあい、殺しあうだけのそんな単純なものではありません。信頼し仲間に自分の背中を預ける・・・そんな胸アツの協力プレーに興奮させられる場面がきっとあなたにもあるはず。あったはず。
よくよくプレーしてみるとキルメンばかりではないことにも気づかされます。友情を育んだものもいる。背後を預けられる仲間、「さすが!」などと仲間からの称賛。思い返してみると様々な思い出が甦る・・・。
これから参加される方には是非ゲーム内の機能や注意するポイントを掴み、イヤな思いはせず、自分の好みのプレイ方法で満喫して欲しい。
このページの目的柄、安全面の視点から各モードを説明していく。
このゲームには大まかに分け「フリーセッション」「ジョブ」という世界に分けられる。
フリーという世界を基本にし、ジョブが終了すればまたフリーセッションに戻される仕組みだ。
このフリーセッションが実はなんでもありの最も危険な世界となっていて、基本なのにあまり長居するにはチト問題がある場所でもある。
ジョブで安全なものは「レース」だ。しかしレースも最初のブリーフィングの画面でたまに「GTAモード」という殺し合いモードが設定されている場合があるので注意してみておく必要がある。 シレっと選ぶ輩様がいるのでその事を確認したら即刻オフライン!なぜなら確実に仕掛けてきます!
「レース」「サバイバル」「コンタクトミッション」以外は対戦モードとなっており、敵プレーヤーとの殺し合いが目的となっている。
コンタクトミッションとはNPC依頼者からプレイヤーである参加者に依頼があり、協力して事に当たるというもの。
成功すれば全員に均等に報酬を受け取ることができる。GTAオンラインプレーヤーならば誰でもやったことがある基本のお金稼ぎだ。
コンタクトミッションでもお互いキルすることができるがキルすることでミス扱いとなり、ミッション失敗。報酬が貰えず(かかった時間に応じて貰えるがかなり少ない)、無駄になるのであまりそういった行為をするプレーヤーは少ない。 かつてはよくあったが・・・。
最も多いのが始まってすぐに車に乗り込み、他プレーヤーを轢くというもの。車にのったプレーヤーは他プレイヤーから自動エイムされない利を生かした卑劣極まりないプレーだ。
防ぐにはとにかく早く車に乗り込むこと。もしそういった迷惑なプレーヤーがいたときは「投票」でセッションから弾こう。
コンタクトミッションがさらに内容充実したようなモード。それぞれが役割を持ち、目的を完遂させる。単発で終わるコンタクトミッションとは異なり、数回にも及ぶ壮大なものとなっている。フィナーレは興奮度MAX!
コンタクトミッションとは異なり、よりメンバーの結束が必要なため、キルなどがほぼ発生することはないと思われる。
しかしそうなるよう仕向けているのか終わった後、フリーセッションの同じ場所にリスポーンするような場合が多い。フリーセッションという危険な場所で近距離なため、しばしばキルが発生する事案が起きている。 これは・・・ワザとです。
防ぐには強盗参加前に「パッシブ」にしておけばOK。
最後にこのゲームの基本となる「フリーセッション」
危険なセッションだがさきほどの「パッシブ」により、キルされることはない。
初心者がなぜキルされるかというと危険な場所とわからずフラフラしてしまうこと。
または他のオンラインゲームのように友達になろうとして他プレイヤーに近づいてしまうからだ。
残念だが絶対に近づいてはダメだ。
ここまでわかったところで実際に開始してみよう。実はまだワナがあるのだ。
開始するとムービーが流れ、やがて、ラマーとのレースになるはずだ。
かつては多くの新規プレイヤーで同時対戦することもあったが恐らく今ではラマーとサシのレースになるはずだ。
終わればほどなくしてメールが来て「服屋に行け」と指示が。
ここで注意したいのが今いるセッション、それはすでにフリーセッションであることだ。フリーセッションの注意点はすでに述べた通り、もうすでにそこは危険地帯なのだ。初めて降り立った初心者はそんなことなんて知るわけがない。そう・・・これは製作者側が仕掛けた罠だ。
固定された場所、服屋、そこに来るのは明らかな初心者・・・・。キルメンからすればそこは恰好の狩場!!ヒャッハー!!
自身の開始した時、キルではなく、この服屋で他プレイヤーに閉じ込められた経験がある。キルするのではなく、閉じ込めるだけというのが面白い。しばらくすると店の前に止められた車は撤去してくれた・・・。
さすがに今そんなとこでエサを待つプレイヤーはいないだろうが十分注意しよう。すべてのプレイヤーはマップ上の他プレイヤーのすべてのマーカーを凝視していると思っていい。
マップ上のプレイヤーのマーカーが旗マークに変わっているのをみたことがあるだろうか。あれはマップを開いているプレイヤーを表している。
みているのだ・・・。あなたを!!
さて・・・・ランクが5くらいになるとジェロから「銃の腕がみたい」と言って、あるジョブを指定してくる。そのジョブは実は対戦ジョブだ。要はジョブを自分で立て、人を募る方法をプレーヤーに経験させるためだ。受け身ばかりの人間ではロマンスは起こらない。
それはいいのだがそのジョブが対戦であることが問題だ。ベテランからすると相手は始めたばかりのプレーヤーだ。恰好の餌となるだろう。そのジョブは完璧に認識されており、「新人か・・・ぐひょひょひょひょひょ!!!」と舌なめずりしながらゴキブリの如く殺到したこともありました。が、今は・・・しませんね。もはや疑心暗鬼。新人のフリをしてハメるプレーヤーもいたためだ。
とはいえ、リスクは回避しよう。ここは一旦ジョブを開始し、即中断しておKだ。これでジェロのミッションはスルーされる。
このようにスタートしてからワザとなのか知らずにキルされるような仕様になっている。必ずキルされ、怒りを植え付けるような仕掛けになっているのだ。
他に細かい点もあるかもしれないがあまり気にしすぎても楽しめないだろう。
あ、そうそう、他人が運転する乗り物に乗るときは相手が信頼できるかどうか見極める必要もある。なぜなら運転者が意図的に、例えばビルなどに激突した場合、なぜか相手からキルされた扱いになるのだ。
同乗していた者同士が第三者からの爆撃などの攻撃以外で同時に死亡した場合、助手席側は運転者からキルされることになってしまうおバカな仕様。
この仕様により招く事態とは・・・。
車はほぼ大丈夫かもしれないがヘリなどの航空機だと操縦がヘタなフリしてワザと自爆する奴がいる。これにより、楽にキルレを上げることができるのだ。
しかしすでにこのような姑息な手はほぼ全プレイヤーに周知されている点もあり、あえて疑いなく乗り込むことで信頼のお返しを受けることも多い。
これは実際の自分の経験なのだが野良のコンタクトミッション、一発目。開始するや一人のプレイヤーAが車に乗り込みクラクション、ウザそうだがあえて自分はそいつの助手席に。後一人のBはキビスを返し、自分の車へ。
不穏な空気が流れる・・・。
現場到着。 ここで信じられない光景を目にする。
Bのプレイヤーが降りるのを確認したA・・・アクセルをフルスロットル!!
ミッション中に躊躇なくキル。
「なんて卑怯な!」 「人間としてどーよ」とか「いや、GTAだとわかってんでしょ?しかも野良でしょ」など様々・・・。
自分は「おもしれー奴だ!」と喜々としてその後ミッションを共に継続。初競演とは思えぬ連携プレーでメチャ楽しめた。何のことはない普通のイイ奴だったという・・・。
「相手に命を預けれないのであれば最初から参加するな」そんなメッセージをAから感じた・・・。
危険と隣り合わせだからこそ巡り合える・・・そんな出会いができるGTAオンラインに是非参加してみて欲しい。
ちなみに強盗ミッションについてですが・・・これについては勿体ないから初プレー同士でやってみて欲しい。 展開が映画的・・・きっと初プレーメンバーだけでプレー可能だったらアドレナリンがどれだけでるかわからない・・・。ヤバいでしょ!