ラストオブアス

ラストオブアスプレイ日記その十一

ジョエルの尋問が狂気に満ちていた。エリーが連れ去れた事に正気をなくさせているかのよう。素直に吐いても殺す。吐かなかったら思い切り殺す。・・・。理不尽大魔王ジョエル。

自分がプレイしたゲームの中でここまで思い切り理不尽な主人公像は無かった。

いっぽう、エリーは今まさに切り刻まれようとしていた。

「いい肉入ったよぉ♪」とばかりに二人の料理人から勢いよくまな板の上に乗せられるエリー。

まぁ・・・あれだけの事をすれば致し方なかろう・・・。自業自得!しかし狡猾なエリーは自分が感染者であることを告げ、うろたえた一瞬をつき、一人を始末。脱出する!

追っ手を次から次に始末。もはや正面から相対してもまけないほどの武力。

しか~し、またしてもこの男の前に組み伏せられる。

やさしげに残酷な事を語りかけてくるこの男のキモさはアカデミー男優賞もの。感染の影響なのかそれとも隠された本性が露見したのか。この辺の演出はもうホラー映画。

この男との対決にケリをつけなければならない。

しかしコイツは突如、走り出すなどなかなかに気を緩められない。

この男を倒すためには必ず背後を取らなければならない。

んがしかし、ここのステージではアチコチに皿が落ちていて、踏んでしまうと音で気づかれるしくみになっている。

「パリッ」「みつけた~~~」ほとんど変質者のそれだ。キ、キモすぎる!

皿の無い所へ移動、背後とって攻撃!後半は気配を消すけど見やすい位置があるので移動し、来たのを確認して背後をとれば勝てる。

この男、なぜかしぶとい。見た目は華奢なんだがなぁ・・・。刺されながらもエリーを投げ飛ばす!

その頃、まだ100%とはいえない体でエリーを探すジョエル。しかしそれでも多数の敵を打ち破る。エリーを救うために。

敵のアジト内でとんでもないものを目にするジョエル。

これは明らかに保存している。なにかに使用するために・・・。

そういえば敵のリーダーはこんなことを言っていた。

食う奴が減るのはわかるが肉が増えるってどういうことだ?・・・まさか?

その頃、エリーは大ピンチを迎えていた。そして恐怖に陥れる言葉をささやく。

「俺はお前が考えるよりもっと恐ろしい男なんだ・・・」

ええ、わかってますとも・・・。

が、からくも一瞬のスキを付き、逆転。ビビらせやがる。

すでに死んでいる敵のリーダーに何度も武器を振り下ろすエリー・・・最後はこの男自身が挽肉となった。

そこへジョエルが・・・ただ事じゃない恐怖だったのを理解したのか「かわいそうに・・・」とやさしく、しっかりと抱き寄せる。

もうこれ以上なだろうという修羅場中の修羅場を体験した二人・・・。

ラストかと思ってたけどまだ続くようだ。でもラストは近いかな。

何か心ここにあらずのエリー。あの惨劇のショックからなのか・・・。それとも別に何かあるのか。

自分が感染者であることを告げたときの周りの人間の驚きや反応、そのことについて考えさせられているのかもしれない。

映画とかのシーンで「帰ったら~しよう」とか言って帰れたためしは無い・・・。フラグが立ちまくりでどうにもプレーヤーに不安を煽る・・・。

そしてついに最後となるであろう病院についた!


ラストオブアスプレイ日記その十二


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