車をゲットするために結局は尽力してくれたビリー。
そんなビリーとも暖かい餞別の言葉と共にお別れを迎えた。もう2度と会いたくない・・・顔も見たくない。そう思わせてくれるにふさわしい人物だった。
戦いはここから難易度を上げてくる。やっかいな敵・・・それはゾンビではなく、むしろ人間だったのだ。
彼らは組織を作り、協力して事に当たってくる・・・やっかい極まりない。
彼らは人間なので当然視力がある。ジョエルの特技は物陰の向こうにいる敵の気配を察知すること。めんどうなことに人間の敵はこれと同じ事をしてくるのだ!
「む!あのポーズは!?」
敵がこのようなポーズをしているときがこちらの気配を読んでいる時だ。
敵も気配を消してくるのでR2ボタンを押してもその姿は現れなくなる。
姿が見えなくなると普通は不安を感じるものだがこのゲームだと逆に緊張感が減る。見えることで逆に緊張感が増す不思議なゲームだ。
このゲームはちょっと操作を誤って物音を立てたからといって即ゲームオーバーになるような底の浅いゲームなどではない。
確かに物音を立てたことによって大量の敵が集まってきて境地に立たされる。しかしいろんな助けを借り、突破することが可能
なんとエリーが後ろから叩いてくれたりいろんな援護をしてくれるのだ!それどころか怯えてガクブルのジョエルをよそに先頭に踊り出る勇ましさ!
これまでエリーには戦うことを頑ななまでに避けさせていたジョエル。まるで自分の娘が悪に染まらないための行動とも思えた。
←それが今や積極的に援護をお願いする始末!
しかも明らかにジョエルがエリーを戦闘の矢面に立たせているではありませんか!
エリーをコキ使うことで難敵を片っ端から撃破していくジョエル一行。しかし・・・本当にこれでいいのだろうか?こんな時代だからこそ身を寄せ合い、力を併せて生きていく。そういう事が重要なのではないだろうか?
ジョエル一行が始末した中にもイイ奴がいたかもしれない。いやいたはず。
そんななか、出会ったのがこの二人。親子かと思ったら兄弟。彼らもまたファイアフライのところへ行くつもりのようだ。
今後は彼らと協力して進むことになるのだが・・・・。