遂にPSVRが登場!

PSVRは多くの見込み客を売り逃した為に失敗した。

エース経済研究所アナリストの安田秀樹氏が指摘するのは。→「過去に販売したゲーム機の傾向をみていると、国内発売から2週間で50万台以上売るスタートダッシュがかけられない機種は、その後の浮上も見込めずハード機ビジネスとしては失敗に終わっています。」ほんとそうですね。ただこの文面ですと購買意欲を掻き立てられるかどうかに問題の焦点があるようにみえます。

実はWiiUにはたくさんいた購入希望者がいた

今となっては36ギガにこだわる必要はなかったわ! しかし!買えなかったのは皮肉な事だが運がよかった・・・。

あのアプデ地獄は同情するほかないな。

ちったぁ反省しろ!

私にはその点にはあまり問題があるようには思えません。今でこそ失敗と言われているWiiUですが発売日には購入希望者は十分にいたのです。実際私も買いに出かけたのですが36ギガは当日売り切れていました。あればもっと初速があり、一気に普及していたのではないでしょうか。しかし、品数がありませんでした。売り逃したのです。

そしてかつての購入希望者だった見込み客が帰ってくる割合はグッと下がります。

スマホが普及してからネットが超普及。メディア露出は自然と高まった現在では購入意欲を高めることにさして努力を要しません。反面、皮肉にもその終息も超普及した情報により「評判」「レビュー」という形で秒速で拡散します。

メーカーは発売日の重要性をもっと知るべき!

この動きをグラフで表すとこんな感じです。

ゲーム機の購入意欲の上昇と下降、そして終息。発売日の重要性

これは男性のある欲求の発生から終息に至る動きとクリソツではないですか?

発売日が頂点です。待ち待ったこの日まで様々な情報を仕入れ、ジラシに焦らされたアレはもう爆発寸前なのです。そう・・・この日に買えればイケることを購入者は知っているのです。

「開封の儀」とはいわばアレなわけです。

逆に発売日をすぎてしまうとどうでしょう。発売日以外ではイケないことも知っているわけです。それはもう「賢者タイム」と言っていいでしょう。イッていないのに賢者タイムとはおかしいかもしれませんが発売日を過ぎれば急速に萎えます。ショボくれたナニの前ではどうような妖艶さで迫られても反応0。

「おまえ、もう帰ったら?」などと言い出しかねません。

ハードメーカーは発売日の重要性をもっと知るべきではないでしょうか。

普及させるには溜めてドバッ

出来た分から売るのではなく、揃えてから売り出すのが重要。揃えられないんだったら発売日は先延ばしにしたほうがよかったのかもしれません。

発売日を過ぎた冷めてしまった見込み客には絶対購入には至らない新たな選択肢「とりあえず待ち」が発生してしまうのですから。

できるわけねーだろ!売れ残ったらどうすんだ!

今回ソニーはPSVRの発売を急ぎました。私は消費者目線の「買えなかった」というより普及を願う者として「あ~あ・・・売り逃したな」という目線で見てしまいました。そして今回、買い逃した人がどれだけ帰ってくるのかが注目されます。

発売日までの勢いだと100万台は一気に売れたはずです。それがたったの5万台・・・。今の客は昔ほど熱意はありません。すぐに冷めますから半分・・・いや、6割は帰ってこないのではないでしょうか。

もったいない。非常に・・・。