タイトル

前回でこのゲームの概要的なものがわかった。 コマンド総当りなんかやっていたらクリアはできない・・・。 このゲームはひょっとするとかなりすごいアドベンチャーなのかもしれない・・・。

と、思ってたけど 結局は一旦セーブしてコマンド総当りして当たりをみつけてロードして当たりを引くっていうプレイをしちゃっている自分がいた・・・・。 そう、結局俺はコマンド総当りしちゃってる。

コマンド総当りをさせないようにするためにはリアルタイムでセーブするようなシステムを導入しないとけないだろうな。じゃないと俺みたいなインチキ野郎が出てくる。 でも結局コマンド総当りになるのは詰まっちゃうからしょうがないような気もする。 サウンドノベルのようにコマンド入力したらどんどん展開していくようなゲームだとできないんだけど。 展開が進まなかったらどのみち違うコマンドを試す。 進まないならさらに別のコマンド。 結局全て。 登場人物×コマンド数あるわけだからそんな膨大な中から一発で展開が進む、正解をみつけることなんてできないような気がする。 だから結局コマンド総当りだ!何が悪い!。「・・・・お好きなように。」どこか冷めたたしなめる声が聞こえた・・・・。

そうしたところ、順調(?)に第二、第三の殺人が起き、最初のプレイでは辿り着けなかった4日目、5日目まで進んだ。 総当りしないと証言の漏れが必ず起きる。 これまでの自分のアドベンチャーゲームのプレイスタイルを変えてくれるソフトだと期待してたけどそうはならなかったか・・・。「ふっ青いわ」 ・・・だからといってこのゲームが駄作かというとそんなことは無い。 ひとつは洗練されたコマンド入力。

1.調べる を 選択し、 3つの項目が出現したとする

「つくえ」を選択し、これといって手がかりが得られなかったので次に「パソコン」を調べたい。この時、たまに 「調べる」から選び直させるような不親切極まりないソフトがある。いや、ほとんどそうだが。その点、この殺意の階層のコマンド入力の快適さはすばらしい。続けざまに「パソコン」を選択できるのだ。

ということは続けざまに、梨本の如きマシンガン聞き込みができるということ。突撃取材をなりわいとする芸能リポーターも真っ青な仕様でうれしいかぎりだ。ただ、やみくもに聞き込みやっちゃうと日数オーバー、それなのに快適にやみくもに聞き込みできるとはどういうことだ?HAL研よ。期限日数など無ければ爽快マシンガン聞き込みアドベンチャーとして歴史に名を残したのにな・・・残念だ。聞き込み乱舞などが発動し、一気に5つの証言を得られたりなど革新的なアドベンチャーが・・・だれもやらないな。

続編を希望したいほどのデキだがどうやら儲からないアドベンチャーには懲りたのか無かったな・・・。

システム的にはプレイしやすい。 音楽が・・・ちとわびしいね。やっぱオホーツクとかやったことがある人には物足りないかも。オホーツクでは盛り上がってくる場面ではちゃんとそれっぽい音楽を使ってたし。 ず~~~っと同じ調子だとちょっと退屈になるんでシナリオの進行具合で効果的な音楽を使ってアクセントをつけて欲しかったな・・・。 そうすればもっと印象に残るタイトルになったんじゃ。いや、そうなるとこのゲームの趣旨に反する。「捜査が進展している」ということはゲーム側では知らせないように配慮しているからだ。

コレは失敗画面。どっかでまだ取りこぼしてたか・・・くそう。今日はかれこれもう3~4時間はプレイしてたんだけど。なんだか何度も繰り返したんで途中からけっこう飽きてきた・・・。進展があったときのコマンドはメモをとっておいたほうがいいかもしれない。 しかしクリアは目前!クリアしてやるわ!・・・・総当りコマンドでな。



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