タイトル

よ、よし やっとクリアしたな・・・。
長かったぜ。

・・・ただ なんかモヤモヤする。なんだろう?


そういや直前でまた選択肢があったんだよなぁ・・・。

それにちょっとあやしい人がいるんだよなぁ・・・。 アレとアレの意味は一体なんだったんだろう。


な、ナニナニ! なんだってー!?

それがアレだってことはすべてがひっくり返る。ていうかすべての疑問が一挙解決する! すごいアドベンチャーゲームだった・・・。


驚愕のラストはぜひその目で。

難しいと評判だがメモっとけばそう難しくはない。

「ファミコンショボアドベンチャーすんのにわざわざメモなど取るかいな」などとあなどるプレーヤーも多かったのだろう。メモを取らなければ難しく感じるのも致し方ない。

自分で考える、自分で解くというコンセプトがわかった状態でプレイすれば面白く感じられるように作られているようだ。 最初面食らった・・・。

攻略サイトを絶対にみないでプレイするのが前提でそれができたらかなり面白いアドベンチャーゲーム。 アマゾンのレビューにコマンド総当りができないとおっしゃっている方がいますが・・・自身は総当りでクリア。 コマンドがサクサク選べて総当りが苦じゃないし。ていうか総当りしないと真のエンディングには到達できなかったな。 

 愚直だったのがむしろ幸いし、段階的に確信に迫っていったので数種類のエンディングを楽しむことができた。 コマンド関係のシステムの良さが生きたな。

よく言われるコマンド総当りができず、難しいという点だが、確かに総当りすると時間が進む。

なので自分の場合、進展があったであろうコマンドを抜き出し、そしてセーブしたところに戻って進展がなかった無駄であろうコマンドを除外、選択しないことで時間の無駄をなくしてゴリゴリ強引に突き進んで行った。・・・アホにはアホのやり方があるのだ。

終盤の尋問のところぐらいからカンもあったかもしれない。それほど具体的に問い詰めてくる。「おれじゃなくて!犯人を問い詰めんかい!」と言いたくなるほどだ。「本当にわかってプレイしてんだろうな?」とでも言っているかのよう。疑り深いやっちゃ!

ただ、プレイ中、ちゃんとテキスト読んでいればだいたい当たる。

ちゃんと読むという意味は例えば「18時~20時の間そこにはいませんでした」と言っていたとする。注意力が働いていれば「じゃ、~時から~時の間は居たんだな。」と頭の中に整理して置いておけるがボケっと読んでいると容疑者として除外してしまいそうな凡ミスをプレーヤーにさせるような手法がいくつか見られる。

そういった一つ一つを考えさせる点、それが面白い。

テキストはだいぶ注意を払って作られているようにみえる。

同じくレビューに「戦慄を覚えた」というコメントも。自力でクリアされた方でしょうね。このゲームの特性上、答えを見てしまったらそれは自分で考えるというコンセプトから即、外れてしまう。なので答えの書いてある攻略本、攻略サイトをみてしまったら必然的に戦慄を覚える要素が無くなる。

でもプレイ前に「驚愕のラスト」とか知ってしまったら「ああ、アイツか」ってなるのでどのみち戦慄せんかも・・・。


オススメ。


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