パッケージの表記には「インタラクティブ・ドラマ」との表記があったので買ってみた。なんといってもCD3枚組ですからね。これは大作!・・・のはず。
ところでこのゲーム会社アクセラだがファミ通東府屋ファミ坊らで立ち上げた会社らしい。
知っていればいくらか購入の検討材料にはなっていたのだが・・・。
読者からするとあの立ち上げメンバーこそがファミ通だし。まぁ、それはいいとして・・。
サウンドノベルのように静止画と途中に分岐するためのコマンド選択が現れる。たまに短いムービーが流れる。
ゲームオーバーは無く、始めたらしっかりと 終わりまで話が続く。
ポリゴンで描かれた静止画はそこそこ見れる。今でもプレイするに耐えるクオリティはある。
ただ、てっきり全編動画だろうと思ってた自分はちょっと肩透かし。
”インタラクティブ”という表記のみに引かれてしまった自分の頭のユルさに絶望・・。
テーマは二重人格。自殺未遂で運び込まれた少女のカウンセリングをしていく物語。
なんか・・・・暗く、陰鬱な感じ。
緊張感を与えるためか無音のシーンも多いんですが音楽はいいですね。
う~ん・・・ないですね。好き嫌いがあるでしょう。500円で買ったとはいえ、もっと楽しめるかと思ってました。
実際長いわけじゃないんですがメリハリが無く淡々としているせいか長く感じる。いくら16歳の美しい少女を持ってきてもそれだけでプレイする意欲はわかない。題材が推理ものではないためかドラマチックな展開が無い。
サスペンスっぽいし淡々としているのは仕方がないのかもしれませんけどね。
セーブしようと思ってもできない。章の終わりに自動的にセーブ・・・。一章が長いのでちょっとツライ・・・。
ゲーム内のPC「レインボウズ」を立ち上げるとき砂時計が表示され、待たされるのが軽くストレス。
調べずに買った自分が悪いんですが楽しめなかったですね・・・。
かなり淡々としているので「やるドラシリーズ」のヤな点だったブツ切りのほうがこのゲームにとってむしろメリハリが出て楽しめかもしれない。
・・・いや、このゲームでそんなことをすればそれっきりに終わる可能性が高い。
ゲームとしては全く楽しめませんでしたがしっかりとは作られている印象はある。2重人格とか精神的なものに興味のある人ならいいかもしれない。管理人のような脳筋は無理。