ダークアリズンの追加要素が「黒呪島」。ここはスタート地点の村からいつでも行くことができる。ただ開始してすぐに行くプレーヤーはまれだろう。
出てくる敵が強いからね。だいたいタイミング的には1周クリアするかどうかくらいで行くバランスのようだ。
「暗いダンジョンは苦手」という軟弱なプレーヤーは残念ながらこのダークアリズンを楽しむことは不可!ただちに去るべし。
夜の村の桟橋に出現する女性にお願いされてやってきた黒呪島。
お願いしておきながら「あなたへの助力を続けましょう」と意味不明な事を言ってくる。
目線を下から突如上に変えてきた。なにやら釈然としないまま冒険を開始することになった。デート商法とはまさにこのこと。まぁいい、今は掌で転がされようではないか。その後は・・・でへへ。
景色の綺麗な地上とは違い、暗いダンジョンを突き進むのは退屈そうに見えるかもしれない。
しかし、むしろだだっぴろい地上でのめんどくさい移動が無くなって逆にテンポ良く戦闘を重ねることができる。おまけに暗いので緊張感もアップしてよりのめり込めるのだ。
黒呪島から地上へ帰還するとあたかもカリン塔に登った後の悟空のよう。「弱いわ~貴様らぁ~ファッ」
一体あたりの経験値が地上よりも遥かに高いうえに発掘される様々なアイテムで武器、そして自身の潜在能力がさらに開花する。地上の奴等もこれにはたまらんようだ。
ここでのアイテムは「黒呪装具」という鑑定が必要なアイテムの形で入手する。ダンジョン入り口のお姉さまに鑑定を依頼するのだ。
「鑑定してみてくれ・・・・俺のアレを!」「キャー・・・とでもいうと思ったかレベル1!」
最近、セクハラがあれこれうるさいが恥ずかしがるから男はシャカリキになる。絶望するような返しで大ダメージを与えよ!
というように中身はアイテムからお役立ち技能まで様々。じゃんじゃん持込みたいところだ。
ただこの黒呪島もなかなかの攻略しがいのある作りとなっている。その為かポーンがけっこうあの世に行く。そこであちこちに壊れたリムが設置してあり、そのダンジョンの通貨「リム」を使うことで修復させることができる。ご存知のようにリムはポーンとの出会いの場。出会い厨には必須の施設。
・・・・とはいうものの実際この辺までくるとポーンの存在など半分どうでもよくなってくる。どこぞのRPGのように仲間の成長にまで気にかける必要は一切無い。己だけが成長、己だけが生き残ればよい。なぜなら仲間はいくらでもいる。代わりはいくらでもいるのだァ!
と、言ってしまうのもアレなので修復を・・・って高!!
・・・ご利用は計画的に。だがしかし奴等も仲間には違いないし、設置されているのにはそれなりの理由もあるのだろう。ここは試しに払ってみるか。
実は今回修復したリムのすぐそばの扉を開けたら目の前が入り江だったのだ。入り江にはリムがあり、もちろん無料で使用可能。
「・・・・・」ファックだ!このやろう。リム返せ!