ファンタシースターオンラインエピソード1&2

ドリームキャスト版で発売されたエピソードⅠ、Ⅱを一つにしてGCに登場。内容はほぼドリームキャストと変わりません。大きく違うのはGCの性能を生かしたオフラインでの4人同時プレイ。これはデカイ。・・・いや、4人だと一つ一つの画面が小さくてちとみづらい・・・。まぁ仕方ない。

このゲームの魅力の一つがレア武器の存在。メモリカードを持ち寄ればそれらを交換することも可能!友達が出したレアを奪い、さらなる友情を育むことも可能なのです!

ゲームシステムはアクションRPG。使える職業は接近戦のハンター、遠距離攻撃のレンジャー、魔法攻撃のフォース。それぞれの職業に3つの人種、人、ニューマン、アンドロイドが就く。

小気味良い3連コンボ

攻撃はタイミング良く3回のコンボを繋げていく。といってもタイミング的にそんなに難しいものではありません。小気味よく繋がっていく感覚がなかなかの爽快感。 これは剣、銃共通。

大筋のストーリーとして惑星に飛び立った移民船の行方の捜索があるんですが依頼として受けることができるサブストーリーがいい味を出していてハマってしまいます。

当時は十分綺麗に感じたグラフィックでしたが・・・まぁフルハイビジョンが普及した今、それらに繋いでしまうことで粗くみえてしまうのは致し方ないところ。

音楽はスケール感があっていいですよ。

性能の違う武器、防具

ステージのあちこちで得られる装備品はどれも微妙に性能が違う。思わぬ性能のアイテムが取れればそれは長きに渡って使う愛用の武器となるかもしれない・・・。それがいつしか周回プレイへと誘う。今回久々スイッチを入れてみましたが軽く3つほどの依頼をプレイしてしまいました。やっぱ楽しいゲームだ。

これといってマイナス点が無いゲームではあるが個人的にめんどくさいなと思ったのは名前によって出やすい武器が変わること。今回の名前ではピンカルのセクションIDが与えられた。これだと出やすいのは杖。クリアに困るわけではないが銃を扱うキャラにとっては気持ち的に良いとは思えないので作り直すことになる。

・・・たしか赤が剣で青が防具、緑がショットガンで紫がテクニック、黄色がお金だったかな。えらい昔のゲームやのに調べもせんとようスラっと出てくるわ・・・どんだけやってたんだ俺は! とはいえ、私などはザコ・・・、レア武器を求め、延々と周回プレイをしたプレーヤーが大量にいたのだ。  

謎めいたストーリー

スタートしてすぐ「赤い輪のリコ」のメッセージを辿っていくことになるのですが彼女がどうなったのか・・・。ダークファロスを倒した瞬間、ボスから解き放たれた映像はありますが詳しくは語られません。

今なら「説明不足!!」などといわれかねませんが逆に全体的に世界観、ストーリーに幻想的な統一感があるせいかそういった批判はありませんでした。アレコレ想像力を掻き立ててくれました!

2002年9月12日発売セガ
アマゾンレビュー22件☆4.7
「プレイ時間は300は軽く超えていてもうよく覚えていませんw」「従来のEpisode Iのグラフィックもなかなかですが、Episode IIの新エリアのマップ、グラフィックもすばらしいと思います。」

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