カトちゃんケンちゃんごきげんテレビがゲームに!コミカルな見た目とは裏腹なシビアなゲームをお楽しみください...下手糞な自分は無理でした。本当にあとちょっとだけ難易度を下げてくれたら良かったのに...。
横スクロール型のジャンプアクション。ライフ制ですが何も操作せず、ボォ~っとしていると少しづつライフが減っていく高橋名人システム。
なのであちこち蹴りまくってライフを回復するアイテムを積極的にとっていく形になります。
まだまだファミコンが現役の頃に突如現れたリアルな顔グラフィックは当時の周りの間でもかなりのインパクトを与えてました。
「何やコレ?写真やん!」などと。友人宅でこの画面をみたあの衝撃はいまだ忘れる事はありません。それと同時にかけがえのないその友人にものすごいジェラシーを感じた!!「なぜに貴様ごときが!!!」
小学生ながらあらゆる手段を講じ、手にした経験は自身に強烈なエゴを育みました・・・。「必ず手に入れてやる・・・」
PCエンジンのせいで人生を踏み外したと言っていいでしょう!!カトケンはそれほどのものだったということです。
若干独特の慣性が働きます。これが非常にシビアなコントロールを必要とさせ、難易度を上げてます。ジャンプしたときにカラス?とか来ててかわしようが無く、やられたり・・・。若干その辺がストレスになるかも。
当時のレビューには「アクションゲームっぽくないBGM」と、評価してるのかディスってるのかよくわからない書かれ方してたのを覚えているんですが自分的にはけっこう好きだったりします。
急停止したときの必死な顔、屈んでオナラを出すときの顔面真っ赤で踏ん張った顔などリアクションがイイ。こういうのは本当に大事だなと思いますね。ファミコンからいきなり数段あがった表現力に買って良かったと心底思えた瞬間でした。
アクションがムズイです。この頃の時代のゲームは総じて難易度が高い傾向にありました。
炎にあたるとライフが全快でも一発でミスとなり、なかなか厳しい。あと、
けっこうすべるので操作に神経をつかう。志村にいたっては使う気すらおきない...。スベリまくりやないですか!
アクションの爽快さを要求すると痛い目に。見た目と裏腹にじっくりステージを学習しなければならない。
★★★★☆