PS2ソフト「はじめの一歩」の続編。このソフトはプレイステーションソフト「ボクサーズロード」のコンセプトを引き継いでいます。
ボクシングのリアルな攻防を実現するため、あらゆる状態からでもパンチを繰り出すことが出来る。
△と□ボタンがストレート。○と×がフック。L2、もしくは好きなところに配置したテクニックボタンと組み合わせるとアッパーカット。
スティックでスウェー、ステップ。ガードボタンは無し。
このシリーズの特徴はスウェイしながらでもパンチを放つことができる。なので交わしながらパンチを当てることができる。
デフォルトのボタン設定だとどうにもプレイしずらいので変更することになる。
かなり地味な印象。・・・だが、あまり気にはならない。メインはアクション部分だ。
×ボタンを決定ボタンにしていたりあまり操作性はよいとはいえません。
プレイ中の操作性は・・・これはまぁひたすら練習するしかありません。
ボタンは自分の好みに設定できるので慣れてくれば問題ありません。
音楽はともかく効果音については良いです。
交わして、打つ。という攻防一体のアクションを実現している点は良いです。
どんな体勢からでもパンチが打てるというの点も良い。ダッキングしてボディが入ると気分爽快。
前作にはなかった自分のボクサーを育てるモードがあります。内容はプレイステーション1のボクサーズロード。そのボクサーズロードをはじめの一歩の世界で実現しました。この世界では時間が流れており、はじめの一歩のキャラクターたちの登場時代にあわせれば対戦することができる。
このような試合開始と同時にレフリーストップされそうな顔面ボコボコの選手も作成可能・・・。高度すぎて良い!
漫画のファンには非常にうれしいモード。原作では対戦実績の無い間柴VS速水戦などファンには興味深いマッチメイクをみることができる。
外見が非常に細かくエディットできます!プレイステーション版「ボクサーズロード」は外見が数パターンしかありませんでしたからかなり進化しています。外見だけでなく、なんとアルゴリズムもエディットできる・・・・すばらしい。
しかしスウェイボタンが設定されているのでそれからは非常に快適になる。自身もこれに気付くまでは「これは無理だろ!」と。
緒戦のオズマが難しい。次の小橋が非常に弱い・・・。逆ならよかったんだけど残念ながら原作に忠実。
しかしオズマ戦はもう少し難易度を下げるべきだろう。
COM同士の試合が観れるのはいいのだがその試合展開がちょっと・・・。
冴木と速見という似たタイプのボクサー同士を戦わせて見たところ、お互いしめし合わせたように交互にスゥエー合戦を開始。この二人のダンスバトルを試合が終わるまで観客とずっと見守り続けることに・・・。
だいたいスウェーしたまま静止しているボクサーがいる点に甚だ疑問。マイケルジャクソンでも無理だぞ!!
はじめの一歩Ⅰに比べて基本的なプレイ印象にあまり違いを感じませんでしたがちょっと難易度が上がっていますね。
緒戦のオズマの強さに面食らった。
ただ難易度的にはこれくらいが妥当かもしれない。楽勝にしてしまったらすぐに飽きるだろうし。
実際のボクシングでも相手の特徴をしっかり掴んで対策を立てて試合に臨むもの。このゲームでもしっかり再現されているんだと思いたい。
ボクシングファン、原作のファンは買い。無双シリーズのようなアクションが好きな人は回避。デフォルトだと相手のパンチを回避するのが至難。スウェイしたいときにステップし、ステップしたいときにスウェイになったり。デフォルトだとスティックの倒し具合で決まる設定になっており、これだと思い通りにいかず、非常にストレスが溜まる。