映画もほうも観ましたがワクワクさせてくれる夢のあるものでした。まさにファミコンにうってつけのゲーム化・・・。そしてゲームのほうもこれまたハマりました。まだ「映画→ゲーム化→クソ」という方程式ができる前のゲーム。
このグーニーズの成功を安直に真似した愚かなメーカー達が垂れ流す粗悪品によってできてしまった方程式。
しかしこのグーニーズは映画の名前など借りずとも良質なゲームに仕上がっています。
ちょっと映画の内容とは違う点が多いかもしれませんが・・・。そんなことは問題ではありませんね。「スターウォーズ」で「サソリベイダー」なるキャラを勝手に作って堂々と登場させたナムコ様に比べれば。
ファミコングーニーズは様々なステージと仕掛けで当時のユーザーには充分ワクワクさせてくれるものでした。
難易度も高くないのでストレスも溜まらず、けっこう気楽にプレイできるのもよかったですね。
ステージ上の仲間と鍵を集めて次のステージへと進んでいく。一つのステージにつき、一人の仲間と3つの鍵がある。最終的に6人の仲間を救わなければならない。
特定の場所にある隠しアイテムをゲットすると攻略が楽に。
プレイヤーの操作するマイキーはジャンプ、キック、敵を倒すとドロップする爆弾を使ってドクロマークの壁を爆破。
爆破した先には仲間や鍵があるので全て爆破しよう。
爆風に巻き込まれると体力が満タンでも一発でミスになるので注意。
ステージ上には様々な隠しアイテムがあり、取得することで攻略を有利に運べる。
取得方法は特定の場所でしゃがんだり、キックしたりといったアクションを起こすことで出現する。
特別美しいことは無いが丁寧に描かれている。ところでこの助けたかわいらしい女の子は劇中ではマイキーより年上のお姉さんだったはずだが・・・そこはいいっこなしです。
「任天堂か!?」というほど操作性が小気味良い。当たり判定に不満を持つこともありませんね。今プレイするとショボすぎて「ゲゲゲ!!」と思うソフトが多い中、これは貴重!
劇中でも使われてたシンディローパーの曲も良いですがその他もよくできている。隠れキャラが出現したときの効果音が良くて驚いた記憶が。
豊富な隠しアイテムは当時話題になり、アチコチ探すのが楽しかった。がんばれば自力で探せるのが好感が持てる。
スロースが出てこないとか言いたいことはよくわかりますがファミコンでは無理でしょう。これでいいんです。エンディングにそれらしき人がいますね。それで十分。
バーチャルコンソールやスイッチオンラインなどで昔のゲームがダウンロードできるサービスが展開されてきました。
しかしこのタイトルは版権の問題で今後もされないでしょう。ですが幸いなことに数多く生産されたため、レトロショップでは見ないことはないのが救い。現在生存しているレトロメン全員に行き渡ってもまだ余る・・行き渡るだろう。