ビックリマンワールド
ビックリマンチョコのオマケシール

ビックリマンは「ビックリマンチョコ」というお菓子のオマケシールとして登場。

レアシールの存在もあり、ブームに。シール目当てでお菓子を捨ててしまう行為がテレビのニュースで取り上げられ、物議を醸した。

ちなみに自身は全く興味がなく、むしろそれ以前のオマケシールだった「いたずらシール」が無くなってしまった事が非常に残念だった。

システム

右へと進んでいくとスクロールするが戻ることもできる。ジャンプで動く床やらを飛び移ったりするジャンプアクション。剣なのか単なる棒なのかよくわからないほど小さい何かで敵を斬りつけるアクションなど多岐に・・・は渡らない極シンプルなアクションだ。

敵を倒し、ドロップするお金で買い物してキャラを強化しよう。

倒した敵はしばらくすると復活する。お金をモリモリ稼いごう!などと思っても一度倒して復活した敵からはお金はドロップしないというRPG的行為はできぬ仕掛けだ。くそっ!

グラフィック

当時はまだまだファミコンが全盛期。そんな中、友達の家でこれを見たときに一発で心を奪われ、激しく嫉妬したのを覚えている。「おのれキサマごときが!!」 ・・邪悪すぎる。

カラフルなグラフィックがいい。今みてもキレイに感じる。

操作フィーリング

動きは軽快な感じとはちょっと違いますね・・・。ドット単位のシビアなジャンプアクションが求められるのもあるせいかゆっくりめの動き。

音楽

音色が明らかにファミコンよりもよく、感動したのを覚えている。スイッチを入れてオープニングの曲にテンションが上がったな・・・。

良い点

キャラクターデザイン、グラフィック、音楽、など難しいアクション以外はすべて良かった。

イマイチな点

ムズい

ボスクラスとのアクションがとにかくムズイ。隠し扉に気軽に入ってみたら中にボスクラスの敵が待ち受けており、なす術もなく打ちのめされるという・・・。もう入らんわ!

敵の動きのパターンをしっかり覚え、短いリーチにもめげずにダメージを確実に与えることで突破できる。覚えゲー。 ・・ちょっとね。リーチ短すぎでしょ。

全体的な印象

実はこのゲーム、セガの「ワンダーボーイ モンスターワールド」のキャラクターをそっくりビックリマンにしたゲームなのだ。当時はそんな事も知らず、「ハドソンはやっぱ質が高いぜ」などと。しかし内容はしっかりしており、今でも遊べるゲームであることは間違いない。

★★★★☆

1987年10月30日ハドソン HuCard
アマゾンレビュー4件☆4.5
「やりごたえのあるアクションゲーム!」「面白いゲーム、やる価値はありますよ」



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