ファイナルファンタジーⅧ

シリーズ屈指のイケメンキャラ、スコール。超絶イケメンすぎてでいっさいの感情移入ができなかったのだ・・・。というのはウソでけっこう心に残る作品です。

システム

物理攻撃と魔法攻撃、召喚獣による攻撃。戦闘中、リアルタイムに時間が流れるアクティブタイムバトル。

「まほう」は敵キャラから「ぬすむ」をしたり、フィールドのあちこちに配置されたドローポイントを調べて入手する。

グラフィック

ムービーは今でもそこそこ見れるレベル。当時は衝撃的だったんだけど今みるとそんな感じ。逆にフィールドはガタガタしててギャップに驚く。綺麗でない、というかちょっと・・・。ただ街に入ると視点がガラっと変わってダイナミック。移動先がいろんな視点の風景なので飽きない。ただ玉に移動可能な場所がわかんなくなることはある。街中を走るバスがいい、動きとかもコミカル。

ストーリー

序盤は舞台が学校なのでそれはそれで新鮮。主人公の内面の描写がされている。喋らないドラクエとはそこが違う。人によってはいいし、感情移入が妨げられる人もいるかも。

ストーリーの途中で唐突にザッピングし、違うキャラクターを操作する。人によっては意味が最初わかんなくてイライラするかもしれない・・・。それでも中盤あたりになってやっとわかってきてだんだん面白くなってくるはずだ。

今作のテーマは「愛」 

宇宙に放り出されたあるキャラクター。真っ暗な宇宙空間・・・文字通り雲を掴むような絶望感。そこからの展開は非常に感動的。ウルっとなるかも。

音楽・効果音

学校や街の音楽がどこか懐かしい感じがして印象深い。数十年経った今も忘れない・・・。夢の世界の戦闘シーンの音楽はノリが良い。

良い点

演出

ムービーを中心とした演出が臨場感があって良く出来てます。序盤のカニのお化けからの脱出の時のムービーの迫力には当時衝撃を受けた。

ダイナミックな視点で描かれた背景

2D背景の中、移動。するのですが大胆な視点で様々な角度から描いているためか退屈さは感じません。ただ、「あれ?今どこいるの?どこいけばいいの?」みたいに一瞬迷うこともあります。んが、この大胆な視点が臨場感を上げ、面白くしています。

ドラクエのようなのっぺり2DもわかりやすくいいのですがFFは挑戦していました。

イマイチな点

レベルアップすると敵も強くなる

今までの自分のRPGのプレイスタイルはそのエリアで十分楽勝になってから次のエリアへ向かう。そういうプレイスタイルの人もけっこう多いと思う。

今作でそういうことをしようとすると・・・・「よ~~しレベルアップ!あ、あれ!?いつまでも手ごわいなぁ・・・なんで!?」

実は初めてプレイしたときにこういう状態になって途中で止めたんですね。最近ネットでそういうことを知ってから再プレイする気になったんです。

いや~~スイスイ進む進む・・・でも・・悲しい。あん時の俺って。

召還獣のムービーが飛ばせない

戦闘は召還獣オンリーな自分はイチイチ召還獣のムービーを見せられるのはツライ。飛ばせたらテンポが良くなるのに・・・。

総評 ★★★★☆

戦闘が難しい。サイファーよりもその手下が強いってどういうこと・・・。でもストーリー、演出はよかったですよ。

今出してたら叩かれたのかな・・・。「システムがクソ!」とか・・・。恐らくリメイクはされるでしょうからその辺のところがどうなるのかが気になります。

その前にFF7リメイクは完結できるのでしょうかぁ!?

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