「神聖伝メガシード」はロボットアニメでおなじみのサンライズ企画のオリジナルだ。「バトルロワイヤル」みたいなコテコテの絵にちょっとビビリながらも果敢に購入。
ゲーム画面になるとコテコテ度がやや薄まり、いい感じだ。それでも、みんな髪がベタベタ、ウネウネしており、ただならぬ妖気を感じる。
ベトベトの絵にはベタベタなストーリーが良く似合う。平凡だが幸せな毎日を送っていた主人公と妹、クラスメイトらの生活が突如として激変。有無を言わさず運命の濁流に飲み込まれるというわかりやすいベタベタなストーリーだ。
ステージ前にキャラクター達の熱い掛け合い。そしてステージに入るという自然な流れで戸惑うことなくすんなりいけるのが特徴
システムはファイヤーエムブレムやタクティクスオウガなどのようなSRPG。キャラクターや敵の移動可能範囲も手軽に確認でき、じっくりと戦略を練ることが可能。
ステージクリア後には各能力値にポイントを割り振る。このへんは適当でよいようだ。ヒーローもの好きなユーザーにベタなストーリーを楽しませるため、余計なストレスを極力省いた感じで好感が持てる。
ゆるい仕様ではあるがキャラクターたちには様々な変身形態があり、状況に応じて使いこなす面白さを提供している。変身シーンもご覧のようにぞんぶんに魅せてくれる。
足が速くなる形態、水中を移動できる形態などだ。これら変身形態はバイオパワーを消費するのでうまくやりくりしよう。さもないと変身が解け、虚弱な人間に戻ってしまう。もしバイオパワーを使い切ったら安全な場所でひたすらターン終了選択で回復作業だ。
PS3、40型フルハイビジョンの環境でプレイ。プレイに耐えうるPSとしては比較的綺麗なほうだろう。
システムが複雑でもなく、ターン数に縛り等もない。あまり深く考えずに気楽にプレイできる。文字表示なども早く、展開が早いのも良い。
ユニット移動がめんどくてシュミレーションRPGというものがあまり好きでない自分でもそれなりに楽しめた。動かすキャラがそんなに多くないからかもしれない。ヒーローアニメが好きな人におススメ。ベタな展開、演出で素直に楽しめる。
↑定番のサイコパス系なキャラもご登場。キャラが立っている。