ドラゴンクエストⅡ悪霊の神々
1987年1月26日エニックス
ファミコン初の本格的RPGの続編。前作の主人公とローラ姫の子孫が治める国の王子、王女が世界を救う旅にでる。
コマンド選択式のRPG。ドラクエⅠからおよそ4倍に増えたフィールド。パーティメンバーが3人となった。カニ歩きではなく、歩いている方向に体が向くようになった。「話す」コマンドはいまだあるものの方向を選択する必要は無くなった。
ルーラは直前に宿屋に止まった街に戻る。自由に飛びたい街や城を選ぶことはできない。
福引が登場。3つスロットをあわせると豪華景品がもらえる。
フィールドに海岸線がついてより自然な表現になったマップ。塔が登場。飛び降りることができる。
規模が大きくなり、その分モンスターの種類も増えた。
ロトの子孫達との出会い。前作の舞台、アレフガルドへの上陸(なんだかアレフガルドがずいぶん小さくなったような・・・)、竜王・・・のひ孫(寿命がある模様)との謁見。など、前作のプレイヤーにとって印象的なシーンが多い。
音楽がどれもこれもすばらしい。このゲームが名作なのは半分は音楽によるところが大きいように思う。パスワード入力画面とか毎回お世話になるので耳に残りやすい。
3人揃ったときの音楽、アレフガルドの音楽もちゃんと再現していてよかった。
序盤のパーティメンバーとの出会いは面白くていい。特にサマルトリアの王子のときはなかなかすんなりと会えなくてヤキモキさせれらる。
最初からメンバーとしているんじゃなくて旅の途中で出会うという設定がドラマチックでいい。
いくら偉大なソフトであろうとちょっとヤな点くらいある。戦闘中、攻撃選択しておいた敵を先に仲間が倒してしまうと自分の攻撃が空振り扱いになってしまうこと。仲間が倒された敵を攻撃するような間抜けはそうそういないはずだが・・・。
ミネルバトンほどではないが軽くイラつくこともあるエンカウント頻度。あと町の人が道を塞ぐこともままあることくらいか。
何気なくプレイしはじめたら止められなくなった。今でもプレイできる。やっぱいいですわ。