インドラの光・・・・パッケージがなんかカッコいい、これだけでなんだか100万本の売り上げくらいの勢いだ。・・・だが名作だったという話は一度たりとて聞いた事がないな・・・。

5分ほど悩んで買ってみた。300円。

まいどまいど買ってからアマゾンレビューを確認するアホ。


アマゾンレビュー2件☆2.5
「パッケージはかっこいい。だけど中身は別人。」「町やフィールド上で画面切り替え時に仲間も一緒に行動していないと…見失います。仲間との歩調を合わせて冒険を楽しんで下さい。」


・・・どうやら今回も失敗したようだ。

バッテリーバックアップのはずだが・・・データが綺麗さっぱりないようだ・・・。ショップが消したのか?あるいは・・・。まぁいいスタートだ。

例のごとく説明書は無いのでスタートのデモもしっかり読む。

「お!?」

単なるデモにまばゆい光のエフェクトが・・・こ、凝っているような・・・あのケムコが?あの「ダウボーイ」のケムコが?

まばゆいデモはいいのだがたいしたことは語られておらず、すぐさま旅支度を整えた。

フィールドはゼルダの伝説のような画面切り替え方式だ。ま、別に不都合はないなこの辺は。人々がうろついているのでさっそく話しを聞いてみよう。

・・・・人の正面に立たないと会話ができないのか!後ろや横から声かけたって気づいてくれるだろうに。

それにこの世界の住人はやたら向きを変えるクセがある。なのでなかなか話をすることができない・・・。んだこりゃ?ストレスだわ。ドラクエみたいに「はなす」コマンドを素直に採用してくれよ。おまけにたくさんの住人がいてコイツら全員の話を聞かなきゃいけないとか思うと絶望的な気持ちになってきた。

さぁ、気を取り直して戦いのフィールドに出ようか。なんてったってRPGなんだからレベルさえ上げりゃ困ることはなかろう。

するとなにやら風船のようなものがフワフワ浮遊している。触れると戦闘に。シンボルエンカウントシステムだな。

どんな敵かは触れてみるまではわからない。エンカウントしたらコマンド選択式の戦闘が開始される。

楽に勝ったので隣の画面の敵と戦ったら数倍のダメージを受けた。仰天した俺は撤収。隣の画面でこれかい。バランスは!?

レベルを上げるのに苦労しそうな事が予想された。そういえばバッテリーバックアップがまだ生きているかどうか不安だったので戦闘もそこそこに礼拝堂に行き、「懺悔」。これでバッテリーバックアップに保存されているはずだ。即、電源を切り、再開してみるとしっかりと保存されていた。これで安心してプレイできる。

さて、北に向かうと村があるらしいのでそこを目指すべく歩を進めた。長い道程になるだろう・・・やくそうを買いこみ、覚悟を決めた。「いい準備が出来た。」

その北の村とやらはわずか数画面移動するだけですぐに到着した・・・・。やくそうはつかわずじまいだ。脱力しかけたがすぐに新たな展開が。そこで力持ちともっぱら評判のサバという仲間と感動の出会い・・・ではなく現金をやり取りするドライな関係を築くことができる。

なるほど洞窟でやたらと高いGが入ってたと思ったらこれに使うためだったわけだ。

戦力が充実し、仲間の装備品にも気を止める必要が出てきた。金の工面をしなきゃな。お古の装備品であるナイフを売ろう。王様からの頂き物だが背に腹は変えられん。これは100Gで店頭販売されている。いくらかの足しにはなるだろう。・・・・8G?えらい買い叩くな。ドラクエだったら半値で買い取るんだが・・・ここは10分の1以下かい。足元みやがるアコギな世界なので気をつけよう。

意外とまともなRPG。シンボルエンカウントはいいね心の準備ができてるせいかストレスが無い。どこぞやのエンカウント悶絶RPGとはえらいな違いだ。・・・町の人との会話に手間取ってストレスが溜まるのだけが残念だな。

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