イースⅠ・Ⅱ

イースⅢ

ゲーム市場の話題はすでにスーパーファミコンに移っており、話題性もイマ一つとなってしまいました・・・。

あと一年早ければ・・・。

システム

体当たり戦闘だった前作とうって変わり、剣を振って斬りつける、アクションを前面に押し出したRPGとなっています。

2D横視点となりました。ジャンプ、ジャンプして斬りつけ、ジャンプして下を押せば・・・なんとリンクの冒険のリンクのような下突きを繰り出します!

後は前作と変わらない印象ですね。selectボタンを押し装備したい、使いたいアイテムを選択方法なども前作を踏襲。

グラフィック

滝

前作もPC-エンジンCDロムのパワーで、色数が豊富で綺麗でしたが今作はさらに美しくになっていますね。

この滝をバックにしたステージは好きでしたね。滝がザァーと降っている様はなかなか壮観。

ストーリー

ストーリー的は前作同様伝統的なファンタジー。順番に着実にこなしていきましょう。予定調和的な王道ファンタジーにまたどっぷりつかりましょう。

音楽、効果音

当時としては綺麗なグラフィックも今みればたいしたことはありませんが音が、声が入っているため、臨場感があります。今プレイしてみるとスーパーファミコンよりもPCエンジンCDロムのほうが質が高く感じるのはやはり音のお陰。

良い点

テンポが良い

今作も歩くスピードが速いため、テンポが速く感じられる。 体当たりから本格アクションに変わりはしましたがその点はキチンと継承されています。

イマイチな点

アクション

たしかにアクションのテンポは維持されており、好感は持てます。 ただリンクの冒険のような攻防を楽しむアクションではありませんね。

プレイした印象が前作とあまり変わらないのはそのためかもしれません。アクションがあまり効果的でない・・。

それは次回作Ⅳでまた体当たり戦闘に戻されたことでもわかります。

下突きした際、リンク冒険だとキチンと手応えがありますが・・・このイースⅢのアドルは物体を検地せず、そのままスゥーっと地上に着地。もっとこう・・・リアクションがないとアクションの爽快さが味わえませんね。 あまり意味がないというか・・・。

とはいえ、王道RPGをじっくり味わうにはちょうどいいでしょう。

王道シナリオ、綺麗な2Dグラフィック、あと音楽CDとして楽しんでいらっしゃるユーザーが多いようです。音楽が秀逸♪。

 

イースⅢ
1991年3月22日CDロム
ハドソン
アーカイブス、バーチャルコンソールともにダウンロード可能だが解像度に若干難があるのでその点だけ注意。


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