コマンド選択式のRPG。味方と敵の位置関係が認識できる。離れている場合は移動して攻撃するか遠距離攻撃するか判断することができる。主人公以外はAIで勝手に動いてくれる。
戦闘で全滅すると前にセーブしたところから再開になり、それまでの経験値などがパーになるのでこまめにセーブを。
戦闘後に経験値、スキルポイントを入手する。覚えたスキルに割り振ったり、特技を強化することができる。複数のスキルを伸ばすことでステータスがアップしたり、新たな特技を覚えることも。
草花が揺れ動いたり、全体的に書き込みが緻密で美しい。砂浜を歩くと足跡がつく。
主人公達の住む星に人に感染し、石化してしまう病気が発生。科学の進んだ他の惑星からの助けを借りて謎を解く旅に出る。
その結果、病気の原因が他の惑星からの攻撃によるものという事が判明。しかし他の惑星へ干渉してはならない決まりがあるのだとかで直接助けては貰えない・・・。自分達の力でなんとかしなければならない。主人公達の惑星が狙われた理由などの設定がリアルな感じ。
音楽はそこそこだがボイスなどの効果音がすごい。オープニングは英語。戦闘中にも喋る。フィールドではうるさいくらいあるセミの鳴き声など。音声合成によって臨場感を高めてくれる。
街の入り口付近でYボタンを押すと街に行く目的や行動することを喋ることがある。プレイ期間が開いたりして忘れることがあったときに助かる。
戦闘のテンポが速いのと必殺技などが見ていて楽しい。RPGはシナリオも大事かもしれないけどやっぱり戦闘が中心。テンポのいい戦闘は心地よく、ついつい長時間プレーしてしまう。
テンポが速いからといって決して戦闘がアッサリしているというわけではなく、戦略性があって奥が深い。
ドラクエなどではモンスター名でグルーピングされていて、ベギラマなどの複数ダメージの対象となる。ただ、よくよく考えるとおかしい。しかしこのゲームでは位置関係で判断できるのでより自然な形の戦闘が実現できている。戦闘は断然こちらのほうが面白い。