「イース・・・これ良かったなぁ。」でもさすがになにが良かったか忘れたぞ。
これに限らず、名作は急にムラムラとプレイしたくなる。。おそらくそれはプレイ中の快感を忘れていないからだろう。
しかし!このタイトルはCDロムだ。PC-エンジンの本体くらいなら投売り同然の値段だがことCDロムとなると話は別だ。
PC-エンジンとCDロムの一体型マシン、「PC-エンジンDuo」はヤフオク等で10000円前後で取引されていてとてもじゃないが手が出ない。「出せるかぁ。」
※追記 この記事を書いた約5年後の2018年現在15000円にて確認。この間一時期25000円程度まで上がったが再び下落傾向にあり。
仕方なく、プレイステーションストアの「PC-エンジンアーカイブス」をクリックして購入。「800円じゃないか!」即買い
いよいよか・・・懐かしいな。
思い入れのある、というより費用のかかったハードなんでつい懐かしい気分になる。
CDロムって確か当時59800円だったかな・・・。 それで俺は何本やったんだっけ?確か3本くらいじゃなかったかな。
PC-エンジン本体が24800円だったんで合計すると・・・8万5000円!!今だとちょっとしたパソコンが買える。我ながらひどい。
だが、無駄ではなかった。こうして思い出にふけりながらプレイできるのは未プレイではできぬことだからな。・・・そう無駄ではなかった。
そう思いたい。
今だとこの8万5000円という本体代を必要とせずにこのようにわずか800円でプレイすることができる・・・・。
ぐはっ!
あまり考えるのはよそう。
さぁ~久々のイースⅠ・Ⅱやるかぁ。 もう内容はすっかり忘れている。 25年経ってるんだ・・・。はぁ。
オープニングのムービーといいナレーションといい、当時からするとかなりのクオリティだったんだが。今観ても、聴いても臨場感あるね。特に音楽がなんかカッコいい。 これだけでも当時はCDロムを買った満足感を味わえたっけ。
この画像今見てみると「ポンペイ」っていう2000年ほどまえのイタリアの遺跡そのものだな。
ただ、画像からはわからないかもしれないが、やっぱ液晶大画面40型でプレイすると少ない画素数を画面いっぱいに引き伸ばして対応させるのでなんかもうガタガタした解像度が目立つ目立つ。ブラウン管でプレイしていた当時はすんごい綺麗とか思ってたんだけどな・・・。
アーカイブスも改善の余地があるな。
イースⅠ・ⅡはアクションRPGという位置づけなんだけど今時この単純な「体当たり」をアクションといえるのかどうか。「体当たり」は敵に不用意に接触している感がしてちょっと戸惑う。かといって剣を振ることもできないわけだが。この「体当たり」でどういう攻防が行われているのか不明なのでプレイヤーは想像するしかないのだ。きっと華麗な剣技でモンスターと戦っているに違いない。
この頃よく見られた戦闘方法だけど現代はすっかりポリゴン、3Dの世界。ゲームの世界もすっかり様変わりした。あと20年経てばいよいよ俺達自身がゲームのフィールドに降り立っていることだろう。 ヨボヨボやないかぁ。
今やRPGも「ドラゴンズ・ドグマ」のようなリアルで度迫力なアクションで魅せるタイプもあるし。魅せるというかあの戦闘の迫力にはドギモを抜かれた。 普段そういったものに慣れているプレーヤーだとこの体当たり攻撃にはある種の脱力感を感じるかもしれない。まぁこれも時の流れ。仕方ないね。
ただ、俺はけっこう好きなんだよな、この戦闘システム。強くなればただぶつかっただけで相手は絶命する。これってかなり爽快だ。あたかも「北斗の拳」のラオウのように黒王号でザコどもを踏み潰すかのようだ。
よくよく考えてみると実力差がとんでもなくある相手にエンカウントして「スライムがあらわれた!」などとイチイチ対峙するっていう構図もある意味不自然だ。その点イースⅠ・Ⅱならザコに要する時間は0.5秒以下!!このイースⅠ・Ⅱのようなシステムこそ正しい!
さて、レトロゲームとなると気になるのがチープな演出。しかしこのイースⅠ・Ⅱではところどころで入る音声による台詞などもあり、十分に臨場感がある。声、演出等レトロの枠を超えている。CDロムは偉大だ。
アーカイブスでプレイすると読み込みも無いし。しかし当時はこのような演出の際、読み込みがあったので「お!?演出くるな」ってバレバレだったっけ。なにしろCDロムって搭載しているRAMが超少ない。キロビットの世界だったのだ。
とはいえ、それらがあったところでこのゲームは間違いなく屈指の名作だ。
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