ドラゴンクエスト4 導かれし者たち

第三章 武器屋トルネコ

第三章は後に「トルネコの大冒険」という単独デビューするほど出世したトルネコの物語。

スタート時点では「親方」の元で店番の仕事で使われる身だ。たしかに店番は気楽でいい。時間がくればはい終わり、後は家に帰って子供と遊んで嫁さんと乳繰り合って疲れて寝て、また朝の繰り返し。

しかしこんなことではいつまでたっても人から使われる身だ。 店番で稼げるのは一日精一杯やって100Gそこそこ。こんなことをやってはいけない。

すぐに外に飛び出すとそこらへんのザコキャラから「てつのやり」や「てつのよろい」等ザックザック手に入るじゃありませんか! 全然稼げる世界がちゃんとあるのだ。「ゲッ!だまされた」みたいな気持ちになる。 安月給でこきつかわれるのは騙されているも同様。まさにワーキングプアそのものを実感できる貴重な章といえよう。

この章は特殊で始まってすぐに強力な武器を装備し、オラオラできる。まさに俺が前の章で危惧していた。「ザコ戦を章の数だけ繰り返すのね・・・」ということが杞憂になっているのだ。グッジョブ!


ボンモールは防具を
そこそこ高値で買い
取ってくれる。

一瞬、すぐ終わるなどという気持ちになるがちゃんとそうならないようにはなっている。終盤お金が必要になるのだ。お店を出すのに35000G、最後に工事に出資することになり、その費用に60000Gが必要になる。とはいえ、経験値稼ぎならぬお金稼ぎのための戦闘は特に必要ないので大丈夫。無駄な戦闘はせず、とっとと先を進もう敵もエンドールまではザコばかりだ。

特殊といえばこの 「てつの金庫」死んでも所持金が半分にならない。先のダンジョンで「死に戻り」ができるからぜひとも手に入れとこう。

一見するとクリアのためには莫大なお金が必要な気もする。 しかしトルネコの妻が店番として登場することでトルネコは莫大な資産を手にすることになるのだ。 なんと彼女は市場価格以上の価格で売る才覚を持っている

トルネコは武器商人で商売人というイメージだが実は真の商売人は彼の妻だったのだ!トルネコは商品をどっかから手に入れてきて妻に渡すだけ。どこが商売人と言えるのか。

そこをいくと妻は「売って見せるわ」放たれる言葉も攻めの印象。こうなってくるとトルネコなどお飾りだ。

トルネコの妻の謎

彼女は直接お客様宅に向かう営業ではなく、店舗で待ちの商売。どうやって市場価格よりも高値で売っているのか・・・大いなる謎として 残っている。 世間では「枕」を駆使し、のし上がる手法も盛んに行われているご様子だが果たして・・・。

彼女の力量を途中まで知らなかった自分はくそまじめにしばらく「はがねのつるぎ」「てつのよろい」を入手すべく フィールドをぐるぐる回ってしまい、時間をロスしてしまった。 彼女が店頭に立ったら即、目の前の店からなんでもいいから大量購入しよう。売れ残る心配などご無用。彼女がどのような「手段」を用いているかは一切謎だがともかく全てを売りつくす。 彼女こそが真の商売人であり、トップセールスマン。 トルネコなど単なる仕入れ業者だ。そこのところを念頭においてプレイしていただくと瞬く間に成功を収め、クリアがより早くなるはずだ。

今回はかなりロスしてしまい、2時間40分でクリアとなった。とはいえ、高価な装備品が序盤に手に入り、サクサクプレイできて楽しい章だったな。

これまでのプレイ時間の合計は9時間。なかなかのボリュームだ。

g-player.com