第一章 王宮の戦士たち

さあ、ひさびさのドラクエ4。発売からおよそ30年ぶり。

章仕立ての今作。メリハリのあるプレイができそうだ。

第一章、「王宮の戦士たち」は周辺地域で頻発している子供の行方不明の原因を探るというもの。  なかなかミステリアスで興味をそそる。  さて、早速とりかかろう。主人公ライアンという力はあるがノロマという典型的な戦士だ。 テクニックいらずの脳筋を最初に持ってくるなどキチンとプレーヤーの事を考えている。

  

Ⅲから導入された昼夜システムも健在。効果音とともに門が開いたり、コマ数は少ないが噴水がアニメーションしたりなど表現力が増したドラクエ。

お城の人々は無視し、街の人との会話もそこそこに・・・ってジジイが一人ゆっくり付いてくるのがなんかイヤなのもあり、とっととフィールドへ。

俺の中でドラクエとはなかなかレベルの上がらない経験値をコツコツ貯めるゲームという印象。  しかし今回のドラクエはレベルのあがるのが早いようだ。 レベル5~6などあっという間だ。テンポが良いのはもちろん俺好み。

お店では意外に効果な品物が陳列している。周辺の敵を倒したくらいじゃ手が届きそうに無いのだが・・。

隠れた井戸の探索中、宝箱から600ゴールドが! 「うほ!なんか買えるぞ!」 しかし出口はどこだ? 帰れるのか?  死ぬと現金は半額だ。「死ぬわけにはいかない。」 固く心に誓った俺は逃げの一手を打つ。

切り株おばけに回り込まれ、息の根を止められる。足無いのにどうやって回り込むんだ? 納得できないが無慈悲にも宝箱の600Gは消えた。思わずリセットボタンを押したくなるがどうやら井戸の敵を倒し続ければゴールドが貯められるようだ。  今買えるもので再チャレンジだ。まぁ、この辺の成長過程がRPGならではのハマリポイントだし。 くそっ!

井戸の中で「そっちじゃないよ」どこからともなく聞こえる声。その通りにいくとこの後行く事になる塔へ連れて行ってくれるアイテムを手にできる。

しかし20数年ぶりにプレーする自身はそんなことすっかり忘れており、「ここで重要なのはいかに早く「ホイミン」に出会うかだ! なぜならホイミンは回復ができるからだ。 ホイミンこそが最重要!!」などとライアンに負けず劣らずの脳筋。

なのでこの声はてっきりホイミンと会うための声だと思っていたのだ!しかしそれは違っていた。 最短でホイミンに会えなかった自身は探索中、ダメージが溜まり、回復ができなくてやられた・・・。 先にホイミンに会っていれば・・・ゴールドを失うことも無く、第一章のクリアはさらに早かったはず。  くそっ!くそっ!

そんなこんなで第一章の総プレイ時間はちょうど2時間。ボスんとこで2回全滅。 ホイミンがすぐに死んじゃって・・・そしたらもう回復の無いライアンにはどうしようもない。 クリア時の戦いのときのホイミンのAIが調子よかった。 AIは成長するので全滅が無駄ではないのがⅣとそれまでのシリーズの最大の違いだ。

だが、一発目から有能でいて欲しい・・・。

けっこうスイスイとプレイでき、この後の章に期待が持てた。当時はこのブツ切り感に違和感を覚えたが今やってみるとちょうど良いね。楽しくプレイできた。

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