レビュー

タイトル名戦国無双
発売日2004年2月11日
メーカーコーエー
レビュー属性再プレイ(2013年6月)

真・三國無双の戦国バージョン。真・三国無双3くらい

システム

技能はクリア後に得られる勲功ポイントを消費して習得。勲功は敵を倒すだけでなく、合戦中の様々なミッションをこなすことで得られる。特にミッションの勲功ポイントが多いので無視することなくこなしていくことがポイント獲得に繋がる。

技の種類が多い。

攻撃の技を自分の好きな順番で習得することができる。

シナリオはキャラクター毎。ストーリーはステージ上である条件を満たすと分岐する。マルチシナリオ。

グラフィック

和の雰囲気を出すためか全体的に彩度が低い。

操作フィーリング

この作品に限らず、無双シリーズのアクションは一旦攻撃が当たると痛がっているようなポーズをとって固まる。

この状態から回復するまでは相手のコンボにさらされるという仕様。

相手がガードしているといくら叩き込んでも無駄。ハッキリしていてザックリした感じ。この大味なアクションがいいのかもしれない。

時代劇を意識しているのか敵がゆっくりと倒れるのがいい。その他は普通の無双シリーズと変わらない。

音楽・効果音

ステージ開始前の音楽はこのときから変わっていなかったんですね。・・・かなり長い間使いまわしているようですが完成度高いからいいんじゃないでしょうか。

良い点

ムービーの出来が良い

このゲームの売りはなんといっても臨場感のあるムービー。これがなかったら出来のあまりよろしくないアクション。

イマイチな点

人間ぽくない

これも無双全シリーズに言える事なんですが・・・。敵武将などにぶつからずにスーっとそのまま移動するのがウソ臭くて興ざめする。人っぽさが全くしない。ポリゴンそのもの。

軍勢を突破するには槍を奮って敵兵を吹き飛ばす必要がない。そのまま走っていったほうが敵兵がヌルヌルすべっていくので早いというのがおかしい。

こういう点がアクションの安っぽさに繋がっているような気がする。

全体的な印象

和を意識しているためか画面全体の雰囲気が暗く感じる。バランス的に難があり、この後に発売された「猛将伝」と「合体」させて完成形といえる。

ムービーがみたくてプレイしている感じ。ムービーを一通りみたら終わりなゲーム。

レビュアー管理人
6点
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