レビュー

タイトル名スーパーマリオブラザーズ3
発売日1988年10月23日
メーカー任天堂
レビュー属性再プレイ(2007年11月20日)
(2013年11月)

ゲームといえば任天堂、任天堂といえばマリオ。文句なしにゲーム界を代表する作品。

斬ったり、殴ったり、果ては銃で射ち殺してしまうようなバイオレンス的なアクションも増えてきた昨今。それらとは一線を画すお子様にも自信をもって推奨できる数少ないアクションゲームの一つ。ジャンプばかりする単純なアクションで飽きやすいかというとそうでもなく、あの手この手で面白くなるよう工夫されています。

システム

今回のマリオは通常のビッグマリオの他、ちびマリオ、カエルマリオ、尻尾マリお、ファイアーマリオと様々なものに姿を変えます。

全体マップを移動してプレイするステージを決める。ある程度自由がある。

貰ったアイテムはストックすることができ、ちょっと難しいステージのときはパワーアップしてからのぞむことができるなどの戦略的要素が加味されています。

ちなみにスーパーファミコンの「マリオコレクション」のほうを購入すれば「スーパーマリオ」「スーパーマリオ2」「スーパーマリオ3」の3本がわりと綺麗なグラフィックで遊べてお得。でもファミコン版のほうが味があっていい。

グラフィック

全体的にデザインが洗練されているせいか綺麗。「あれ?これファミコンだっけ?」とちょっとした驚きがありました。

操作フィーリング

最初の状態のキャラがちょっと小さく感じるので踏みつけたつもりが敵と接触してミス。みたいになることが何度か。

ダッシュ中いきなり止まろうとすると行き過ぎたり、慣性を予測して操作する必要がある。ある程度の反射神経や動体視力も必要。

音楽・効果音

音楽、効果音ともに良い。音楽が変わってもマリオらしさは失われていません。

良い点

グラフィック

タイトル画面の幕が開くシーンなんかすごいなと思いました。あとマップ画面の背景のオブジェクトが動くところとか。3メガの威力はすごい。

キャラ形態の増加

尻尾マリオは尻尾をバタつかせて落下スピードを変化させられます。尻尾で攻撃することも可能。アクションが豊富になって飽きの来ない作品になっています。

イマイチな点

セーブ機能が無い

これだけの大作にセーブする機能が無いというのは痛い。コンティニューがあるのはいいけど電源を切ってしまうとまた最初からになる。あえてそうしたんでしょうけどね。エンディングまでいきたいので電源入れっぱなしでプレイする事になっちゃいます。

全体的な印象

ジャンプしながらステージクリアを目指す・・・いいかげん飽き飽きのシステム。なんですが・・・グラフィック、内容、動き、音楽、どれをとってもファミコン最高峰。改めて任天堂のすごさを体感できる仕上がり。よくもまぁネタがあるなと・・・。

最新ゲーム機「Wii u」となってもいまだに続いているシリーズ。

レビュアー管理人
8点
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