シャドウハーツを買ってみた。

2014年11月23日

アマゾンレビューにて大絶賛されていたため、つい買ってしまった。もし面白くなければ俺は一体どうすれば・・・などという心配もいらないような安い値段だ。

当時はメーカーが「アルゼ?」ということでスルーしたユーザーが多いとか。たくさんのクソを掴まされ、痛い目を見てきたユーザー。その教訓から安心のエニックス、スクウェアブランドに走るようになったのです。どうしてどこの馬の骨ともわからないようなメーカーのソフトなど買いましょうかい!

しかし今回アマゾンのレビューで面白いということで嫌疑も晴れ、購入。

舞台はアジア、時代は大正時代?川島という登場人物のモデルがあの男装の麗人、川島芳子であるなら第二次大戦中ということで昭和初期の頃になるかな。しかし渋い・・・。

ポリゴンやムービーは暗く、渋さがある。静止画は若干雰囲気は異なるがコテコテのアニメ風というわけでもなく、そこそこいい感じだ。

戦闘スタイルは普通のコマンド選択。しかしその成否についてはジャッジメントリングにおいてタイミングを合わせることが必要。リング内の色の付いたエリア内に収まるようにボタンを押すのだ。キャラクターによってこのエリアやスピードに違いがあり、特徴づけがなされている。

説明書をロクに読まない人でもこの辺はなんとなくわかるだろう。このジャッジメントリングのおかげで適度な緊張感をもってプレイすることができる。状態変化としてこのスピードが増したりなどなかなか考えられたシステムだ。

それと戦闘中、モンスターに変身することができる。

変身とはようするにモンスターの特性が付加され、強化されるというもの。変身するにはSPポイントとかいうパラメーターが必要。これがマイナスとなると暴走状態となるので注意。

変身できるのはいいんだけどもし毎回変身コマンド押さなきゃいけないのであればめんどくさいだけなんだが・・・。この辺の頻度はこれからゲームを進めていく上で明らかになる。

物語の展開はワールドマップに点在したポイントを選択する。話が進めばこのポイントが増えていく。広いフィールドを移動するのが大嫌いな自分にはうれしいところだ。

ポイントを選択したらこのようなフィールドに。何をすべきかなど悩むことはなく、提示された目的にすぐにとりかかることができる。今回は川の向こうを渡りたいということで水門で水を止めるのが目的だ。あちこち移動していると?のフキダシが表示されるので○ボタンで展開する。

主人公が若干変態っぽいのは大いに共感はできるが第三者的にみていると作品のグレードにいささか信頼が揺らぐ。

しかし連れの女の子は確かにパッツンパッツンだ。ポリゴンがけっこうがんばっている。

主人公は軽い感じだが色々と問題を抱えている。時折、何者かの声が頭に響き、動くよう命じられる。今回、この少女を救ったのもその声によるもの。

現世の魔物を倒すほど心の中の墓場?みたいな場所にいる魔物が強化されていく・・・。なのでたまにアクセスして倒しにいかないといけなかったり。けっこう大変な主人公。

 

現世で魔物を倒し、その怨念が心の墓場に溜まり、浄化していけばこの狐面の男と対峙することになる。それが現時点でわかっている最終目標といったところか。現時点、連れとなった女の子の謎など、気になる点もあり、そこそこ面白そうかなっていう印象。戦闘システムの中に一点、あまり気に入らない部分もあるが・・・展開のテンポは良さそうなので期待してプレイしよう。

プレイステーション2RPG
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